フジロックのブログが思いのほかたくさんの方々に読んでいただいて驚いています。
いろんな意見もあって個人的にも勉強になりました。中にはコロナ信じてない派の人からのコメントもあって、広まると色んな人が湧いてくるんだなと実感・・・。
東京戻ってきて2回PCR受けたけどどちらも陰性でした。周りで行った友人もみんなPCR受けて陰性だったし、友人たちのフジロックへの想いとか、意識の高さに安心した。
そしてSUPER SONIC行ってきました。
今回は仕事とか関係なく、1日目だけ普通に遊びに行きました。
約1年半ぶりの来日公演(なんとJamie xxのDJぶり)というのと、ZEDD好きなので行くことに。
朝は台風でSIAを彷彿とさせる豪雨だったので、友だちと自家用車で参加(ノンアルだとこういうこともできる)
一緒に行った友人、現地で会った友人もワクチン2回接種済みで、20代後半~30代は打った人増えてきた感じ。良かった。
■開催前の対策
スパソニは、アプリの事前管理がフジロックより進化していた印象。
↑終了後のアプリ画面だけど、開催前は問診票のボタンがあった。
開催の週になるとアプリから体調管理の通知があったり、当日は問診票の記入、ワクチン接種証明写真のアップロードなんかもあった。
若者が多かった来場者の中で、どのくらいの割合の人が接種済みだったのか気になる。
■エントランス
エントランスでは、下記3項目を確認してた。
・荷物検査
・スパソニ専用アプリで問診票入力済みが確認
・COCOAのアプリ内「陽性者との接触を確認する」タブまで確認
コロナ以降、COCOAのアプリがDL済みかの確認はあっても、「陰性者との~」タブの確認は初めてだった気がする。
コロナ前は荷物検査すらなかったのが信じられない。
チェックが終わって入ると、マスクとケースがもらえます。デザイン可愛い。
帰宅してから撮影したのでマスクママですが、ちゃんとビニールに入ってました。
ウエットティッシュは、来場者アンケートに答えたらもらえた。
ちなみに一度マリンスタジアムエリアに入ると再入場不可。幕張周辺は、フジロックと違って飲食店やコンビニも多いので、お酒飲んで戻ってくる人を入れないためと思われる。
■会場内
会場内は、常にスタッフが巡回していて、少しでもマスクを外していると注意しに来ます。
あとアリーナは、座席が交互に置かれていて、必然的にディスタンスを取れるようになってた。ナイスアイデア。
スタンド席も一個おきにこの↑テープが付けられていた。大雨で外れている座席もあったけど、基本みんな1席おきに座っている感じ。
合間合間に、スタッフが除菌スプレーで拭いている姿もあった。
アリーナエリアへの入場は、サマソニの時と同様入れ替え制。
転換時は「一旦着席ください」アナウンスが流れて、最初にアリーナから出る人⇒席移動したい人⇒新しくアリーナに入る人の順で人が動くという流れ。
運営かなり考えて準備したんだなという印象。。。涙
■撮影禁止の徹底
サマソニはライブ中のスマホ撮影って、一応禁止ではあったものの超グレーで、特に海外アーティストは全然注意されなかったんだけど、今回はかなり厳しく注意スタッフが巡回してた。
邦楽アーティストは撮影禁止だけど、海外アーティストは基本OKで(ライブ映像がSNSで出回る事をプロモーションの一環と考えていたりするので)
ただ最近は海外もあまりにも撮影してる人が多いので、ビリーアイリッシュとかは「スマホを下げて今の私だけを見て脳裏に焼き付けてほしい」って言ったりしてるんだけど。
フジロックやサマソニ(スパソニ)だと、この撮影ありなし論争が洋楽ファンと邦楽ファンで毎年議論されますが、今年はスマホ撮影もパフォーマンスの一環的なSTEVE AOKIどころか、オーディションステージでも撮影注意されてた。
インターネット上での上げ足取り警察対策なのか、万が一のことを考えてかも。
注意に対して逆ギレするみたいな人もいなかったし、見た目怖そうなお兄ちゃん達もちゃんと従ってた。
■飲食ベンダー
雨だったからか飛沫防止なのかカップの飲物でもフタが付いていたのがよかった。
マリンスタジアムの外周とスタジアム内に何店舗かあったけど、人数が少なかったから全然並ばなかった。これベンダーの皆さん採算取れているのだろうか・・・という感じ。
このとおり、人が全然いません。
私はルーロー飯を食べました。
ルーロー飯でいつも思い出すのが、数年前のフジロックで、泥酔した某いさむさんという人が「ウーロンハイ」を頼んだら「ルーロー飯」が出てきて、3口くらい食べるまでその間違いに気づかなかったというエピソードです。(スーパー余談)
■ライブ中
「One more time」のイントロとかで「うわぁ」みたいな声はたまに出つつも、基本誰も声をあげたりしてなくて、その分めちゃくちゃ踊ったり飛び跳ねてる人が多かった印象。
ライブ中散々踊らないと言われている日本人がかなり動いていた気がする。
あとEDMのDJだったのもあり、歓声なしライブで若干寂しくなる曲間のパチパチパチ!!シーン・・・が気にならなかった。
しかし「Stay」とか「the middle」とかめちゃくちゃ歌いたいのに歌えないし、「フゥ~~~!!!!」が言えないのは苦行、というか修行でした。
■サマソニギャル
毎年恒例、トラックから放水してくれるサマソニギャルとかも一切不在。なんとなくお祭りの雰囲気はまじでなくて、本当にコンサートって感じだった。
フェスティバル感が無いのはやっぱり寂しい。
■アーティストのあおり
Clean Banditが「Rather be」で「Say!」って言っちゃって、やべって思ったのか「Sorry...」って言っていた。アーティストに気を遣わせてしまって悲しい。早くみんなで声出して歌いたいね。
■海外フェスの近況
イギリスはフェスシーズンがひと段落しましたが、アメリカがフェスシーズン再開中。
スパソニと同じタイミングで「Life is beautiful」と「i heart radio festival」がベガスでやってて、今週末はNYで「The Governors ball」あって、10月頭には「Austin city limits」が戻ってくる。
地味に「Burning Man」も再開してましたね。Porter Robinsonの「Second Sky music festival」も有観客でやってて楽しそうだった。涙
配信見てるとオーディエンスはもう完全に通常運転だし、別の世界にいるんですかね。
LiBは、ワクチン接種者か72時間以内の陰性証明をヘルスパスというアプリに登録しないと入れなかったみたい。
Gov ballもLiBと同じルールで、開催2週間前には「今週までにワクチン接種終わらせてね!」っていうアラートをインスタで出してた。
アメリカ自体はワクチン接種済みじゃないと外国人入国できなくなるみたいなので、アメリカのフェス行く予定の人はワクチンマストになってきますね。
■結局スパソニはどうだったのか
比較的民度が色々言われがちなサマソニだけど、みんなルールを守って楽しんでいた感じ。
あとフジロックと違って、イケイケなギャルが多くて見てて楽しかった。こういうのも懐かしいな~という感じ。超カラフルなドレッドヘアの子とか、水着みたいなファッションの子もみんな自分の席で黙って踊ってる光景は凄かった。
あんまり”日本人だから~”とか言いたくないけど、日本じゃなかったらこれは難しいと思う。
それにしても、波●語があったおかげ(?)なのかメディアからの注目度凄かったですね。対策を徹底したおかげで、フジロックほど叩かれる事もなく、全部見せた感じが逆に良かったのかも。
それにしても中継ヘリがうるさい。2日目は2台飛んでたとか本当に迷惑。17ライブ見ればわかるやろ。
サマソニに対しては、いつもタイムテーブルで「なんでだよ!!!」みたいな被せ方したり、メッセからビーチステージの導線が残念だったりで文句を言う事も多いフェスだったけど(土下座)今回開催してくれたことに本当に感謝。
2日目は家で配信で観たんだけど、Alan Walker, ZEDD, STEVE AOKIの並びとか、さすがにヤバかった。アーティストと強い信頼関係がないと実現できないスペシャルステージだったのでは。
パクヘジンの再来日も日程出たみたいだし、BTSはNYに行ってるし、これを機にまた海外アーティストの往来が再開することを願います。。
フジロックに関しては、時期もそうだし場所も遠いってこともあり、参加することに対してモヤモヤしたのが正直なところだった。
今回スパソニは、感染者数も下降気味に来ているタイミングだったり、色々起きた後での徹底した感染対策だったのもあり、本当に行って良かったと思っています。
2011年に初めて行ったサマソニから10年。
思えばあれがすべての始まりだった・・・まさかこんなにフェス行く大人になるなんて。
朝霧も中止だし、年末はどうなるかわからないですが、また来年。