2017年11月28日火曜日

11/22 TENDOUJI@MARZ

愛すべきバンドTENDOUJIの初ワンマン。


今年リリースした初のフルアルバム『MAD CITY』
そのリリースツアーラストの地、新宿MARZ。
まさかのソールドアウト。

20時開演というありがたい遅スタートで、MARZパンパン。
2階にも人があふれるくらい。開演前からすごい熱気。

20時ちょっとすぎになって暗転すると、
ステージ前の紗幕にプロジェクターでロゴが投影されて、スタートの演出めっちゃカッコイイ。なんかピザオブデスみたいだった。笑








本当にこのバンド演奏が学生みたいで、それが良いんだけど、
この日は違った!


えーーーーーーー!
うまくなってるー!!!!!



2年位前にTHREEで観たときはもう粗々で、
アンコールにノリでやろうとしたNIRVANAのSmells like teen spiritも途中で止まるくらいで、でも持ち曲の勢いとキャッチ-さと、やったろ感で惹きつけられた記憶があります。
あの衝撃忘れない。


そう、で、
まさかのうまくなってる。
この日のためにめっちゃ練習したらしい。

簡潔に言うと、ものすごいカッコよかった!!!
超ロックバンドになっていた・・・!

ワンマンだけどあっという間だったし、
ちゃんとセットリストの中でも曲によってアップダウン出せるようなライブなってて
全然飽きなかった。









ラストにやった「GROUPEEE」「GOLD」なんか、
エモくてほんーのちょっとだけ、泣きそうになるという。


そしてオーディエンスを観てもみんな満面の笑みと、
色々な方面から叫ばれる名前、コール。
フロアで勝手に繰り広げられる酒盛り。笑

TENDOUJIって、みんな割といい歳行ってるおっさんたちなのに
いつまでも高校生っていうかティーンエイジな感じで憎めなさがある。
アメリカのおバカコメディ観てるみたいな感じ。

愛されてるバンドなんだなぁ。

これマジでひょっとしたら2018年、やっちゃう感じなのでは。

これ以上の曲出せるのかよ!って毎回思うんだけど
それを地味に越えてくるのがTENDOUJI。
またカッコイイライブ観たい。
 


2017年11月20日月曜日

11/10 bonobos@LIQUIDROOM

仕事があったから元々は行く予定なかったんだけど、
やっぱりどうしても観たくて、当日券で駆け込みbonobosのツアーファイナルへ。

「THANK YOU FOR THE MUSIC Nui!!」でスタート。
1曲目から多幸感が過ぎる!!!

割と去年リリースした名盤『23区』と最新ep『folk city folk』をメインに、
昔の曲も沢山やってくれたんだけど
やっぱり「三月のプリズム」は格別だった。

音源は勿論、前回行った時も泣ける程に素晴らしくて
今回もそのすさまじさに鳥肌立ったし、感動した。本当に美しい曲。

2時間ちょっと素晴らしい音楽にあふれていて
bonobosはやっぱり最強の音楽家集団だなって思った。

ゲストヴォーカルとかアーティスト呼んでコラボ作品とかやらないかなぁ。
蔡さんできなそうだな・・・

この週はクラムボン、MOROHA、オウガ、bonobosと邦楽の中でもトップクラスに大好きなアーティストたちのライブを観れたので耳が喜んでいたわ。
幸せだなって思いました。




2017年11月13日月曜日

11/8 PACHINKO@渋谷OEAST

気付けばフジロック以来オウガ観てない。観たい。禁断症状出そう・・・
ってことで、祐天寺の噂のオシャレヘアサロンDarlin1周年記念イベントへ。

このメンツ最高すぎるし、私得かよ!っていう。

・MONO NO AWARE
音源すごく好みで、初めてライブ観た。
音源と全然変化なくてすごく良かった。
ネバヤンやヨギーとも違う感じなんだけどどこか懐かしいような、面白いバンド。
来年タイコクラブとかで聴きたい。

・踊Foot works
フジのルーキー出てたけど観れてなくて(酔ってた)
初めて観たんだけど超良かった!!!!
私的にネオ・ポップヒップホップ
かつてのケツメイシ(ケツノポリス1くらいの時)、リップスライム、ライムスターみたいなキャッチー美メロが入るタイプのヒップホップ。
みんなで歌える曲もあれば、割とチルとかメロウな感じもあって凄く好みでした。
ごり押しする。

・長岡亮介+STUTS
しれっと出てきてしれっと凄いことやった。
しかもあっという間に終わった・・・。
長岡亮介エロいギターを弾く。
途中謎のラップをやってたけど、とにかくカッコよかった。
この組み合わせすげえ。

・オウガユーアスホール
いや、もう最高!
なんか割と空いてて凄く目の前で観た。
あんな近くでオウガ観たの初めてかも。
音圧とトリップ感がすごくて、ひとりで観ててひとりでぶっ飛んだ。
本当に本当にマジ最高。
すごく踊りました。
毎回思うけどこんなドラッギーでディープでトリップできる音楽あるのか。
みんなドラッグとかやる必要ないよ。オウガずっと爆音で聴いてたら飛べるよ。

あー早くまた観たい。

「もはやオウガになりたい。」とツイッターで呟いたら、
オウガPAのサニーさんに「みんなでなりましょうw」というリプライが来て、
みんなでオウガになったらみんな頭ヤバい奴らになるな、と思った。


このあとヨギーも出てたんですけど
諸事情により退散。

オウガの音楽が耳にずどーんと残って余韻に浸ったまま仕事に戻りました。
全然仕事する気にならんかった。

PACHINKO超良いイベントでした!!!!
ナイスメンツ!

11/7 MOROHA「怒涛」 w/クラムボン@LIQUIDROOM

MOROHA企画の対バンライブへ。
MOROHAとクラムボンを対バンで観れるなんて感激です。

2年前のクラムボン武道館でMOROHAが登場した時めちゃくちゃ感動したのを今でも思い出す。
久々に2組の「scene 3」が観れる!と期待を胸に、なかなか仕事が忙しい中頑張ってリキッドへ。これだけは絶対譲れないツーマンだったのよ。

先行はクラムボンで「Slight slight」で始まって、「シカゴ」「yet」「レーゾンデートル」「nein nein」ってやったのだけど(順番違うかも)
モメントep2リリースワンマン以来に聴いた「nein nein」ヤバかった。
ミトさんが低音をゴリゴリにうならせてて最高すぎた。鳥肌。
「serendipity」から「kanade dance」もやって「波よせて」「タイムライン」で終了。

クラムボン、本当にいつ観ても素晴らしいライブしかしない。
今日は微妙だったとか絶対ないからすごい。
対バンなのに対バンとは思えない爆発感だった。

ロックバンドの対バンって戦いとかぶつかり合い感があって、
例えばMOROHAとブラフマンのツーマンとかまさにそんな感じなんだけど
クラムボンってその世界観の通り、相手への敬意を表現するように自分達のライブをするからすごい。
久々に観たクラムボン、改めて本当に大好きで、
ずっとずっと大切なバンドだなと思った。


そしてMOROHA。

そういえばこの日の客層は不思議だった。
圧倒的に男くさい。

クラムボンのワンマンでは観られない光景なんだけど、
男達、ちゃんとクラムボンを観て聴いて歌って、すごく良い顔してて
アーティストがファンを育てるってほんとだなって感じた。

MOROHAも、クラムボンに対して尊敬と感謝を伝えるようなライブだった。
「scene 3」だけじゃなく「革命」を一緒に演奏したのは本当に素晴らしくて
泣いてしまった。

音楽の真摯にひたむきに向き合うって、まさにこの2組のことだなと感じた。
とっても素晴らしい2組のライブを観れて、2時間半があっという間でした。


2017年11月8日水曜日

11/5 ディープファン君@下北沢ERA

ディープファン君の企画「セクシュアル」へ。

用事後に行ったので2組目のfor nowから観たのですが、このバンド超カッコよかった!!!
新潟発のファンクバンドで、MIAみたいなカッコイイ女の子(ハーフ?)がヴォーカルで英語の発音も良くてめちゃくちゃカッコよかった。
打ち込みも入ってて新しいディスコファンクみたいな。

フジのルーキー出てたっぽいのですが、
毎年あの時間酔ってて殆ど覚えてないんだよね。意味ないやん。


ディープファン君も今年ルーキー出てたけど観れてなくて今回初めてライブ観た。
Youtubeのあのふざけた感じなんなん!
騙されたわ!
なによりも上手い。超レベル高い。
歌詞がアホ。
ただ超カッコイイ。

絶対大衆受けするバンドじゃないけど、すっごいファンクで楽しい時間だった。

多分このあたりのバンドって
大衆に近いエリアにBRADIOがいて、レジェンドに久保田利信がいると思う。

親がEARTH WIND &FIRE大好きなので昔からファンクは好きなんだけど
こういう超ファンクをアングラでやり続けるのすごくカッコイイと思いました。

10/29 FINLANDS@FEVER

FINLANDSという女性2人組バンドをご存知でしょうか?
最近の女性2人組バンドといえば、yonigeとかになると思うんだけど
個人的にはyonigeよりもっと毒々しい、メロディセンスが秀逸だなと思っている。

名前は聴いていて(2年くらい前にゲス川谷絵音がツイッターで良いって言ってた)
タワレコの視聴器でたまたま見つけて聴いた瞬間、
イントロで完全に持っていかれて、歌声に心奪われてそのままレジへ向かいました。

余談だけど確かその時一緒に購入したのは環ROYとTigers Jaw、トロイモアだった。
ジャンルばらばらだな。

前作の『Paper』も聴いていたんだけど正直ここまでではなくて、
ただ今作の『LOVE』は全てが凄いと思った。
捨て曲ナシ。という言い方は好きじゃないんだけど本当にそう。
今の所2017年間ベスト10に入っているレベル。

普段から日本人女性ボーカルって全然聴かないし、むしろ苦手で、
さらにこういうザ邦楽ロック(ロキノン系?)なんか全然聴かないんだけど
クリープハイプやChara、かつてハマったGOGO 7188みたいなルーツを感じる彼女たちの音楽に捕まってしまった。

というわけで念願の初生FINLANDSライブへ。
アルバム『LOVE』ツアーファイナル。

過去の曲も沢山やって、
演奏は不安定未完成な部分も多かったんだけど
Vo塩入冬湖(素敵な名前)の歌声のブレない感じがすごい。

あれだけ特徴的で高い声を出しながら2時間まるまるちゃんとアルバムで聴いた通りの歌声でライブが出来るのは素晴らしいなと思った。

バンドである以上、ライブは演奏大事だと思うんだけど
邦楽ロックバンドでメッセージを伝えるようなバンドは
なによりも歌声って大事だなとすごい感じたの。

CDで聴いてていいなって思っても
ライブ聞いたらクッソヘタだったみたいなインディーズバンド山ほど見てきて
メジャーとインディーズ、売れる売れない、良い悪いの
判断基準というかボーダーって「歌」は大きな部分になるなとここ数年ですごく感じた。

ヴォーカルがある以上結局音楽も、メインで聴いているのは歌だから。

そういう部分ではFINLANDSすごかった。

今後もっともっと大きなステージで観たい。
FEVERパンパンなのと、2人が小さくて全然ステージ見えなかったから。笑

次回作がどうなるのかとても楽しみです。

10/5 Hyukoh@赤坂BLITZ

今年2回目のHyukohへ。

ブリッツは今まで見たこともないくらいのパンパン具合で全然ステージ観えない。
背伸びしてなんとか観えたレベルだった。

お客さん増えたのは勿論だったけど、
去年渋谷DUOで観たよりも客層の幅がめちゃくちゃ広がった感じ。

前方の方は韓国ファン的な感じのギャルが多くて、
後方はインディーロック好きな音楽マニアが多めといった感じ。

曲間部分でも結構キャーキャー言われてたりしてたんだけど
本人達はあくまでもロックバンドなんで。って感じで超ローテンション、マイペース。
バンドマンだなーって感じがした。

熱いオーディエンスとの温度差が日本には無い感じで面白かったです。
例えるなら、Suchmosとライブ前方にいるサチモギャルは似ている印象。
Suchmosよりもっと温度差あったかも。

演奏自体はめちゃくちゃ凄くて
8月の来日ツーマンでも観てたけどやっぱすごい。
歌声も全然ブレないのもすごい。
これ、日本のバンド完全に完敗じゃん。

演奏のレベル、曲のすごさ、歌声ぜんぶ
パワーとこだわりをめちゃくちゃ感じた。

歌詞は残念ながらわからないんだけど。
(韓国語さっぱりで・・・)


この日はオヒョクの誕生日だった?らしく、誕生日ケーキでお祝いして
照れてる感じが可愛かったです。

SUPER SONIC 9/18

フジロックのブログが思いのほかたくさんの方々に読んでいただいて驚いています。 いろんな意見もあって個人的にも勉強になりました。中にはコロナ信じてない派の人からのコメントもあって、広まると色んな人が湧いてくるんだなと実感・・・。 東京戻ってきて2回PCR受けたけどどちらも陰性でした...