2015年4月27日月曜日

セッション


4月に観た映画、
なんだかんだで順調に20作を超えた・・・。

寝不足と、映画のために仕事を放り出しそうになるので
今月は抑えようと思っていたものの、
オスカー作品の公開と、
TSUTAYA旧作100円でついつい観てしまった。


セッション観ました。

http://session.gaga.ne.jp/


ジャズファンや色々な論争があるらしく
賛否両論とのことですが、
私すごく好きな映画です!!!!

J.K.Simmons演じる鬼教師が最高に良い!!!
好き!ああいう先生!

主人公が凄い怒られて理不尽極まりない罵声を浴びせられて、
そこでシュンとなってやる気をなくす。のではない所がいいよね。

悔しいから血だらけになるまで練習する。
結果、努力は報われるわけですが、
そこでも飴はあげないのかこの先生で、
そのツンツン具合がたまらない。

自分だったら心折れてそうですが、
一応厳しい体育会部活出身の身としては、
この先生に対して、「うわー暴力反対!」とかは思わなかったです。
このやり方が正解だとは思わないけど。

こういう厳しい先生って、自分を育ててくれて大事な存在になるのよね。
気付くのは引退した後だったり。


厳しい先生に出会って
罵声を浴びせられながらも、鬼教師とは信頼しあう師弟関係となり、
世界一のジャズドラマーになりました!!
という話ではないのが、この映画。

最後の最後まで
鬼教師はやっぱり鬼なのねーーー。

そこが良い。

最後の最後までヒールでいてくれる。
一瞬ツンデレかと思って感動しかけたら一気に裏切られるし、
意地悪な映画でした。笑


音楽も良くて、
Whiplashというオリジナル曲、かっこよかった。

音大のジャズチームなので
弾いてる人とかも皆かっこよく見えてくる。


「ありえないだろ!!」みたいなシーンも出てくるけど
面白いです。


あと、主人公の部屋のポスターに
「無能なやつはロックンロールをやれ」
って書いてあるのね。

ロック好きには厳しい一言だなぁ。と思ったけど
映画を通してジャズバンドのセッションの仕方を観て
ジャズのリズムパートの重要さを表現してるのだろうと感じた。
難しそう。


びっくりなのが、
監督がまだ30歳!
1985年生まれですって!!!!

しかもこの脚本を書いたのは28歳の時。とのことで驚き!!!

自分は一体なにやってんのか。と思いました。
いやーすごいなぁ。

さらにこの映画はたった28日間(確か)で撮影されたそう。
冷静に観れば不可能じゃなさそうだったけど、だとしても凄い。

なにより役者の約作りがとにかくすごかったなぁ。
主役のマイルズテラー素晴らしかった・・・




関係ないけど
この映画でも日本のバンドも
ドラマーはガタイが良いのは何故か。

サカナ江島、ベボベ堀之内、コープレのウィル、ルナシー真也・・・

あとバンド始めるってなって、
デブがドラム担当にされるのも何故か。笑

ブンブンやくるりのドラムを担当している
福田洋子さんとか全然華奢です。
http://matome.naver.jp/odai/2140616703481999101

いこか様とか、ラルクのゆっきーもか。



面白いので観て損はないと思いました~


きのうの夜
キューブリックの「シャイニング」見たら
風呂場に出てきた老婆が夢に出てきて怖かった。

寝る前に見たらあかん。










0 件のコメント:

コメントを投稿

SUPER SONIC 9/18

フジロックのブログが思いのほかたくさんの方々に読んでいただいて驚いています。 いろんな意見もあって個人的にも勉強になりました。中にはコロナ信じてない派の人からのコメントもあって、広まると色んな人が湧いてくるんだなと実感・・・。 東京戻ってきて2回PCR受けたけどどちらも陰性でした...