先週金曜、
松井大悟監督「私たちのハァハァ」の試写に行ってきました。
コピーライターの阿部さんにご招待いただき、
普通に観たかった映画のため、感謝感激。
松井監督の映画、すごく好きで、
特に「スイートプールサイド」とか「アフロ田中」とか。
勿論、クリープハイプのMVは特に大好きです。
松井監督の撮る映像は、ものすごくリアル。
クリープのMVなんか、リアルを超えて生々しいと思う。
それがクリープの歌の生々しさを凄く引き出していて、
あんなMV撮れるの良いな。といつも思う。
「私たちのハァハァ」も、とてもリアルだった。
主人公は、クリープハイプが大好きな女子高生4人。
北九州から東京のクリープのライブ会場まで、自力で目指す
現代版ロードムービーって感じでした。
とにかく女子高生4人がリアルで、
4人のキャラクターから関係性、情景描写も全てリアル。
撮り方もPOVっぽい感じで撮るから
弱い人は若干酔うかも。
このシーン好きだなーというのが沢山あったな。
あと、高校時代の自分に重なるものがあった。
4人の中だったら私はどの子だったんだろう、とか
女子だからこそわかる部分とか。
松井監督は男なのに
なんであんな演出が出来るのだろうか。
池松君の○○シーンは、悶絶しました笑
羨ましい・・・!笑
冒頭、何故か泣きそうになったシーンが、
自転車に乗って「さぁ!東京へ向かうぞ!」と、夜の北九州を走り出す
女子高生4人。
そこにクリープのオープニングテーマが乗ってきて
なんだか心にグッときてしまって
ちょっと泣きそうになった。
他にもクリープハイプの音楽が
映画館の大きなスピーカーで流れてくると
なんだか感極まるものがありました。
尾崎世界観は一言だけ台詞あるのですが
なんとも言えない感じで笑
これも凄くリアル。
本当に、松井監督じゃないと作れない作品です。
クリープの話ばかりになっているが、
公開前だから、ストーリーはまだ言いません。
でもとにかく
青春時代を思い出したり、
まっすぐに突き進みたくなる。
そんな映画。
この微妙なニュアンスって
邦画にしか出せない気がする。
割と洋画を中心に見ているのですが、
最近邦画も観たりしていて、
邦画でしか伝わらない絶妙な共感とか感情の良さに気付いた。
すごく良いよ。
9月12日公開です。
テアトル新宿ほか。
是非是非是非!!!
2015年8月24日月曜日
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