2017年8月22日火曜日

7/30 FUJIROCK Day3

3日目、ようやく雨降らなそうな天気。とはいえくもり。

音楽あんまり詳しくないけど楽しそうだから来てみた〜って感じのインスタグラマーを意識。

長袖2枚しか持ってきておらず、一昨日昨日と着てしまったためフェス仕様ほぼ裸みたいな服です。
かろうじて20代だから最後の悪あがきとして許してくれ…


初日はトクマルシューゴスタート
この時点で14時くらいという行動の遅さ。

・トクマルシューゴ@WHITE STAGE
初めて生のライブを観たのだけど、素晴らしかった。
様々な楽器を駆使して、今まで聴いた事の無いような音の粒を産みだしてて
音源も最高なんだけど、ライブは最高だった。
これはなんの音なんだろう?と思わせる難解さで、聴いているだけで偏差値があがりそう。
音楽好きなんだなぁ。と感じるトクマルシューゴ。
多幸感すごかったです。

・LOVE PSYCHEDELICO@FIELD OF HEAVEN
過去にも何度か観ていたので当初観る予定はなかったものの、友人が観るというのでヘヴンへ。
レキシは絶対観たかったので少しだけいて、「Your song」とか「Last smile」は聴けた。
ここで買ったカフェオレをiPhoneにこぼし、スピーカー潰れる事件発生。

・レキシ@WHITE STAGE
大好きなレキシ。まさかの1曲目が「KMTR645」で一気にロキノン感出たものの一体感すごい。


上半期ベストソングにも選んだ「KATOKU」も歌って、「狩りから稲作へ」では「Isn't she lovely」の替え歌で「稲穂ラブリー」を歌い上げ、観客熱狂。

顔の下部分だけ隠して 

「THUNDERCATです。」という一発ギャグも披露。レキシいわく「フジロックギャグ」らしい。
たしかに、このネタで客の半数以上笑っているフジロック参加者の音楽偏差値の高さよ。
多分一般人なら「???」だろうな。
アンコールで「きらきら武士」を披露して終了。

前日にプリンスで椎名林檎嬢に遭遇したからもしや・・・?と期待したけど登場せず・・・残念。

・BONOBO@WHITE STAGE
こちらも楽しみにしていた初来日のBONOBO。
ゲストヴォーカルも素晴らしかったけど、VJが凄く良かった。
ワイド画面のビジョンは、BONOBOのMVの世界にそのまま没入できて旅してるみたいな感覚になった。
ちょうど小雨が降ってきたんだけどその光景もまたドラマティックで、ベストアクトに入るとても素敵なライブでした。



・LORDE@GREEN STAGE
アウスゲイルを観るために前半だけ、と思いつつ、
彼女の熱量と迫力が素晴らしすぎて物凄くその場から離れるのためらった。
周りでもLordeが素晴らしかった!と言う声多数。
私の友人2人も涙するほどだったらしい。
あーーー全部見れば良かった・・・。
それもまたフジロックの醍醐味。

・アウスゲイル@WHITE STAGE
Lordeに後ろ髪を引かれつつ向かった先はWHITE STAGE
アウスゲイル、去年もサマソニで観たんだけど最新作『Afterglow』が傑作で生で聴きたかったので泣く泣く向かいました。
GREENで観たかったという思いもあったけど、WHITE STAGEぴったりだった。
特に日が沈んだホワイトで少し空気がひんやりしたあの雰囲気は、彼の出身地であるアイスランドみたいな空気感を出していて(行ったことないけども)
環境も演出の一部とするフジロックこそ作れるステージだった。

そうそう、去年幕張で「いや、これはフジで聴きたいわ」って思ったの。
新曲の「Afterglow」も「Stardust」も素晴らしかったです。
本当に美しい世界だった。

・THUNDER CAT@FIELD OF HEAVEN
今年一番の目的はTHUNDERCATでした。
傑作『Drunk』を初めて聴いた瞬間からコレハヤバい!と思い、単独来日は行けず満を持して念願の生サンダー!
THUNDERCATことステファンブルナーは、元SUICIDAL TENDENCIESのベーシストで、更にはフライングロータス、ケンドリックラマー、昨年フジのヘヴンでトリだったカマシワシントンでも客演で参加してるプロフィールだけで超ヤバいヤツなんですけど
まず最新作『Drunk』のジャケがやばい。
ちなみに私はこのTシャツを購入。すごく嬉しい。

あと演奏中もやばい。


こういう一面もかわいいんだけど、
フジロックのパフォーマンス、本気で凄かったです!!!

感想としては、
「ベースってあんな音も出せんの!?てか本当に弾いてんの!?」

彼が使っているのは6弦のベースなんですけど、
なんかもう指何本あんだよって感じで弾いてた。

基本は、ベース、ドラム、シンセの3人体制なんだけど、
楽曲がジャズ~ファンク、メロディックなポップ的なものもあって凄く踊れる。

スゴイのはTHUNDERCATだけでなく、ドラムのJustin Brownというヒゲもじゃの熊男みたいな人!

この人も本当に変態的で、パワフルすぎて3曲に1本スティックが折れる。

共感する、とか泣けるとかじゃない、
音楽好きな人のための音楽的音楽とパフォーマンスが観れた傑作のベストアクトでした。

マジで大満足のライブ。


・MAJOR LAZER@WHITE STAGE
THUNDERCATが音楽的偏差値75くらいだとしたら、
偏差値20くらいだったのがMAJOR LAZERのライブ。笑

これこそまさに「楽しければいいじゃん~~!!!」って感じで、
水着のチャンネエが過激なダンスを踊り、花火に花吹雪にギラギラレーザー光線に
イマドキのUS TOP20みたいな選曲+懐かしのクラブアンセム流れるパフォーマンス。

普段はパリピじゃない人も、なんだかよくわからなくなって大はしゃぎしてた。
これぞフジロック3日間のラストライブアクト!
3日間の締めくくりだからこそ、ここまで盛り上がった感じ。

「RAISE YOU FLAG!!!」のかけ声で、
例えばEDCとかULTRA JAPANだったら大きな国旗のフラッグが振られるんだろうけど、
↓こういうやつ


フジロックの場合、「そば処」



コレ後方からでもバッチリ目立っててクソ笑いました。
どっから持ってきたかとかはもういい。楽しかったから良し。

とはいえ選曲もバリバリのEDMって感じではなく
MQ「Lean On」をシンガロングさせたり、ジャスティンビーバー、エドシーラン流したり
割とPOP寄りで全然嫌じゃなかった。

偏差値20位の難しいこと考えないライブによって
メインステージのアクトは終了。
汗だくになった。

・石野卓球@RED MARQUEE
フジロックが終わってしまうーーー!!!アアアー死ぬーーー!!
という8月末のセミのような感じでレッドマーキーで飲んで踊り狂うタイム。

残りのお酒を消費すべく飲みまくってました。

何故か途中でパレスに向かい、友人と乾杯して
またレッドマーキーに戻る。というシラフだと超面倒くさいことをやってた。

・LICAXXX@RED MARQUEE
麗しのリカックス嬢。
師匠でもある電気石野卓球氏の後という師弟関係タイムテーブル。
リカックスのDJは覚えている。

友だちみんなで前方で踊ってたんだけど超楽しかったな。
盛り上げ方が上手だしなによりカワイイ。



このあとはパレスで朝の5時くらいまで飲んでた。


月曜が物凄い晴れで、週末の雨は一体なんだったんだよ!ってくらいの朝だった。

今年も楽しかったですフジロック。
また1年頑張ろうと思ったよ。

SEE YOU NEXT YEAR

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