2017年12月8日金曜日

BEST OF 2017

毎年恒例年間ベストチョイス2017年編。

今年はapple musicで毎週リリースされる曲を、アニソン、アイドル以外ほぼ一通り聴いてみる。というのをやってました。
おかげでJROCKと韓流に詳しくなったぞ。

洋楽邦楽、POP、ROCK、HIPHOP、どインディーまで、
我ながらかなりフラットに聴いている方だと思う(多分)
冬休みのBGMに是非ご参考ください。


迷わず年間ベストに入れようと決めたのにサマソニですっ転んだ1作を。

◆Funk Wav Bounces Vol.1 / CALVIN HARRIS

EDM好きじゃないけど、このアルバムは超ファンクで最高でした。
この夏かなり聴いて、″間違いなく年間ベスト5に入れるぞ!”と!!7月の段階で決めてた。

とある1日まではな・・・。

今年サマソニで超ファンクなDJを観れるのことを楽しみにしていたのです。
が!ここぞとばかりにスーパーEDMタイムと来た!
マリンスタジアムがEDM祭り。乱れ飛ぶレーザー。踊り狂うパリピ。
もはやこのDJはカルヴィンと見せかけてよく見たら違うとかじゃないんか。と思ったくらいのスーパーEDM。しかも選曲すげー懐かしいやつ。
KASABIAN冒頭捨てて行ったのにこの恨みは忘れんぞ。ってことでベストに入れるか迷ったけどアルバム素晴らしかったから入れたわ、カルヴィン。

とくにKaty perryとの曲とか最高。
DJって良いよね。ガラリと音楽性変えてもDJなので納得。
バンドだとなかなかそうもいかないからな。
次回作「Vol.2」に期待したいところ。


◆Song of Experinece / U2


傑作!傑作!これぞU2!
ゲストにKendrick LamarやkygoのRemixなんかも入ってて、おっさん達だってしっかり新しくてカッコイイ事やっちゃうんだぞ!という感じです。必聴。

特に「get out of your own way」はU2節炸裂。
「American soul」は、MUSE感あるけどかなり今のアメリカを歌ってる。
出身アイルランドだけどね。
「The Blackout」は超ダサロックで最高。(誉めてる)
イントロ中盤のドラムからベースライン?入るあたりとか凄くダサくて良い~

U2好きだと言うと割と意外と言われがちなんだけど、元々両親が好きで家族ぐるみでU2好き。名作『Joshua tree』リリースの翌年『rattle and hum』の年に誕生したので、たぶん贔屓もあるんだけど凄くカッコイイアルバム。

ちなみに去年から今年回ってた「Joshua  tree tour」規模デカすぎて、日本にはこのバックモニターが入るサイズのスタジアムがないらしいよ。
無念すぎる。一度でいいから観たい。





続いてU2と同じくらい好きなWeezer。
去年の『WHITE ALBUM』もベストに入れてるから2年連続。

◆Pacific Daydream / Weezer


コイツ、毎年Weezer入れてくるな。って思われるんだろうけど、
冗談抜き、贔屓ナシで『Pacific Daydream』傑作!!!
1曲目はWeezerフリーク納得のエモラインで、2曲目以降でめちゃくちゃチャレンジしてくるのね。
これがまたリヴァースクオモの器用さと、ちゃんとトレンドを押さえてるんだなと感涙。

エモバンドなんて10年前に隕石衝突して消滅してるからね。
そんな中でも生き残り、もはやエモ領域でもなくなってるけどWeezer本当凄い。
色々やっていかないとダメなんだよ。だからスコリバとか結成しても一向に日本語しゃべれないけど許すよ。

これからも数少ない少数民族、エモ族の生き残りとしてWeezerを聴き続けます。



◆Heritage / Yusuke Hirado Prospect

7月にリリースした作品で、ピアニスト、コンポーザーの平戸ユウスケのソロプロジェクト。
2曲目の「There you were feat. Eric Benet」は超ド級のスイートチューン。
00年代のマンハッタンレコードのコンピとかにも入ってそう。
DJ HASEBEあたりが確実にサンプリングするやつだよ。

4曲目の「Diploma feat. Pxrxdigm. from WONK & ILLA J」も素晴らしい。
ヒップホップなんだけど、EVISBEATSとかNujabesの雰囲気感じる。
私はこの曲でこのアルバムを知ったんだけど、なんで今まで知らなかったのか自分をボコボコに殴りたい気持ちになったよ・・・。
しかも流れてたところはスタバ。
スタバでShazamして出てきた。スタバの選曲良いです。おすすめ。

ソウル、ファンクやJazz Hiphopとか好きな人はドンピシャなアルバムだと思います。
どことなく懐かしく感じるライン。



JAZZの流れで、2017年を代表する超強烈作品。

◆DRUNK / THUNDER CAT


上半期めちゃくちゃハマって、フジロックでライブを観た日にはもう感激!
Tシャツも買って、外人とか全然出てない山中湖でやってるスペシャのフェスにも着て行った。
山中湖からステファン出てくんじゃないかって期待したくらい。

しかもコイツ凄いのが、元SUICIDAL TENDENCIESのベーシスト。
ピアノみたいにベース弾くライブがヤバいです。
弾いてる時の顔もヤバい。
あと、2曲に一回スティック折っちゃうドラムの熊みたいな男性、Justin brownが更に凄技。
楽曲もTHUNDERCATだけに猫の鳴き声入ってたり、ふざけてんのか凄いのか、よくわかんない独特の世界観炸裂しててヤバい。
2017年ベスト3に入る一枚です。



◆Process / Sampha


THUNDER CATと並んでフジロックでのライブパフォーマンスが凄すぎた人。
歌が上手いのは勿論なんだけど、パワーと会場の空気を一気に変える感じ。
とにかく一度ライブを観たほうが良い!!!
「without」という曲でステージ上の全員がパーカッション叩きまくるパフォーマンスは圧巻。めちゃくちゃカッコイイです。

しかも88年生まれらしい。自分、同い年です。
ADELEもG-DRAGONも川谷絵音も同い年。
この才能と年収の差。ただただ凹むわ。



◆Ti amo / Phoenix


Phoenix史上最高にエロカッコイイアルバムだった。
頭から終わりまで傑作揃いのアルバムだったけど、中でも好きだったのは「Fior di latte」
ミドルテンポの上品で難解なリズムがたまらんでした。おフランス感。

あと全体的にこのアルバム、daft punkを感じる。(ギターのブランコは元々daft punkと一緒にやってた。)
サマソニで観たライブも圧勝だった。
カルヴィンの最新アルバムセトリに期待していたので迷ってたけど、カルヴィンの頭捨てて大正解。

それにしてもトーマス、小山田圭吾みたいになっててモサイ・・・。
来年単独公演やるので行こうと思います。



◆COLORS / BECK


これぞポップの至高作品。
前作の「morning phase」とても美しい作品だったし、自身の病気の体験を元に書いたというのもあって今回の「colors」とは全く世界観違ったけど、
個人的にはポップなベックが好き。
ただ、すごいのが「morning phase」と「colors」制作時期は殆ど一緒らしい。なんだよただの天才かよ。抱いて。

アルバム捨て曲ナシなんだけど、「Up All Night」はヒップホップな要素も入ってるし、アレンジはとても今っぽいのにBECKらしいエッセンスもあって凄い。
「Seventh Heaven」は80s的なキラーチューンで最高。この人こういう新しくてカッコイイポップチューン作らせたら最強だと思う。

ただ、これだけは言いたい。
DAOKOとのコラボは不要!!!!!!




今年ヒップホップ少なめな感じで、唯一選んだのがドレイク。

◆More Life / Drake


ケンドリックの『DAMN.』も良かったんだけど、
個人的にはダンスミュージックやトロピカルハウス寄りに持って行ったドレイクのアルバム(配信限定)がツボだった。
全体的に超チル。
こんなキャッチーなダンスミュージック、絶対クラブでかかりまくるやん。と思ったけど、あんま聴かなかったし、各年間ベストを見ても入ってない。
やっぱり盤を出したほうが良いのかしら。ってことで、ドレイク先生フィジカルでのリリースお願いします。



◆MODERN TIMES / PUNPEE

これ聴いたらワンオクロックの『Ambitions』とかどうでもよくなってしまった。
上半期、凄い作品だと思ったけど、邦楽の中で。の話になってしまって。

″ヒップホップ界の星野源ことPUNPEE”
これ、どこかのレコ屋のPOPに書いてあってツイッターで話題になってたけど間違いない。

顔が違う!とかいう星野源の顔ファンは下がって!
SAKEROCK時代から出直せ!

多分このPOP書いた人、星野源の横アリワンマン行ってるはず。
何が言いたいかというと、
星野源「Continues」ワンマンの冒頭に、声だけの朗読劇みたいな感じで"歌謡曲先輩"とJ-POP君"が会話するんですよ。
で、途中"EDM君"が襲来したりして、歌謡曲先輩は衰退。でもJPOP君はその魂を引き継いでいきます!みたいなショートドラマがあるんだけど、その歌謡曲先輩の声優さん、多分この『MODERN TIMES』で話している声と同じなんだよね。
で、PUNPEEもこのアルバムで、星野源のツアーコンセプトである「continues」~音楽は繋がって続いていく~みたいなメッセージを持ってて、特に「お嫁においで」のRemixとかまさにそれを体現してると思う。
だからレコ屋の担当はそういう事を書いたんだと思うんだけど。

というわけで長くなりましたが、
星野源×PUNPEEとか超観てみたいですね。



◆モメントep2の「nein nein」/ クラムボン


モメントep2自体も本当に素晴らしいepで、リンクは「タイムライン」という曲なんですけど、4曲目の「nein nein」がすごい。
上半期ベストにも書いていますが、打ち込みのダブや今流行してるフューチャーベースっぽい音楽性も入ってて、原田郁子さんがラップ調の曲を歌うという凄さ。
これってクラムボンにしかできない技。
歌詞はミトさんが書いているんだけど、その世界観もすごい。あらためて天才。
これをライブで初めて観たとき鳥肌止まらなかったです。

レコ屋とか配信で世に知られていないのが勿体ないくらいヤバいカッコイイ曲なので
本当にみんなに聴いてほしい。
ご友人の皆様、CD貸します。


◆LOVE / FINLANDS


邦楽インディーズの中で一番の傑作でした。
去年のMy hair is badくらいの衝撃を受けた。
yonigeとかtricotも今年リリースしてて、どちらも良かったけどガールズバンドの中で飛びぬけて良かった。
過去作品も聴いたけど、この『LOVE』は捨て曲ナシの超傑作。

新代田FEVERでやったワンマンも行ったんだけど、特徴的なヴォーカルの声が2時間一切崩れないのが凄い。
好き嫌い出るバンドかとは思うけども、Yonige、tricotはもちろん、クリープハイプやchara、GOGO7188なんかが好きな人聴いてみて。
来年邦楽ロック界を賑わせてくれそうな感じです。


◆トンネルを抜けたら / 羊文学

初期きのこ帝国を彷彿とさせる感じのデビューe.p。
シューゲイザー入れ込みつつ、若干残響レコード感ありつつ、ダンスミュージックなルーツも感じるぞ。みたいなザ・平成デジタルネイティブ世代感あるバンド。
この手のバンド名、ジャケットって個人的に聴かず嫌いしてしまうんだけど、1曲目の「雨」と「踊らない」は心を持っていかれた。
今作がデビューepということで、雨のパレードに次いで行く感じするので、雨パレとオウガ組み合わせたみたいなぶっ飛んだ音楽作っていってほしい。

ヴォーカルの塩塚モエカさんのツイート見てると、洋楽邦楽、ジャンルも幅広く聴いている感じがあって、アイコンは雑誌「olive」の若き日のキムタクなので非常に好感を持っています。


◆hey hey, my my? / ドミコ


ドミコ、結構前からライブも音源も聴いててすごーく前に行ったライブが正直微妙だったんだけど、このアルバムやべぇぞ。
覚醒したな!!って感じで最高です。このギザギザした感じと、キャッチ-じゃないと見せかけてのキャッチ-みたいな。
ヴォーカルが最強。TENDOUJIと同じくらいガチャガチャで泥臭いけど、TENDOUJIよりオシャレ。
早くライブ観たい。前回微妙とか言ってごめんなさい。最高です。



あとは
Paramoreの『After Laughter』は、今までガラリと変えてきたけどこの感じ結構好き。


HAIMの『Something To tell you』は80s感あって好みでした。

こういうセレブオシャレ女子バンドやりたい。



単曲でいうと
Hundred watersの「Particle」

死ぬほど聴いてる。ビョークの流れな感じがビンビン出てる。


bonobosの「THANK YOU FOR THE MUSIC(Nui!)」も好きです。
セルフカバーもオリジナルも両方素敵。





世界で1位らしいテイラーや、各誌絶賛されてるSZAはそこまでピンと来なかった。

ポップパンク勢はそこまでだった。
単独観にいったAs It Isの『Okay』とか、


グリーンデイのビリーの息子がドラムやってるSMWRS『Drive North』


は良かったです。久々の王道感。
2017年も来たけど、Waped Japanで来ないかしら。

あと、韓流も聴いた中ではTWICEは可愛かった。
一番すきなのは「SIGNAL」です。



年間ベストは、一般人~業界人まで、自分も含めですけど、我こそは音楽好きや!!みたいな自己顕示欲を表したい音楽専門インスタグラマーみたいなやつらがこぞって挙げるので、色んな人のを見比べると面白い。
NMEとかWWDとか海外のと比較するとよりオモローです。
知らなかったよ!っていう出会いも生まれる時期。

来年はN.E.R.D復活でアルバムリリースがあったり、
ARCTIC MONKEYS、NINE INCH NAILSがリリースするらしいので楽しみ。


2017年12月1日金曜日

11/25 OGRE YOU ASSHOLE & D.A.N@WWWX

それはそれは楽しみにしていたこのツーマン。

オウガとD.A.N。
この2組よくツーマンやってるけど毎回本当最高なので
何度行っても飽きないし、また行きたいと思う。

WEBサイト見たら
18時スタートで、23時クローズ。という長さで何やるのかと思ったら
ライブが20時~で、それまではオウガ出戸さんとD.A.N櫻木さんによるB2BみたいなDJタイム。

好きな音楽を二人の解説とともに流しまくる自己満DJタイムで、
マニアックすぎるしヲタクすぎるし自由すぎて
超面白かったです。

ライブはなんとオウガが最初。
この日のオウガヤバかった。(いつも言ってる)

音の凄さいうか音圧とか言葉にできなくて完全にハイになった。
目を閉じて完全に音に身をゆだねてました。
クラシックコンサートを観る人が目を閉じて聴いてたりするけどまさにそんな感じ。
隣で観てた知らない男性、完全に逝ってた。
あれはマジモンかもしれない笑



続いてはD.A.N
こちらも最高。
新曲も良かったけど、やっぱり去年出したアルバム『D.A.N』の曲傑作すぎて。

どちらも12月からワンマンやるけどどっちも行きたい。


11/23 MØ@STUDIO COAST

ずっと観たかったMØ(ムー)の来日へ。
調べたら同じ1988年生まれだった。またしてもゴールデンエイジ。


オープニングアクトは水曜日のカムパネラ。
完全に幕で覆ったステージの幕の前でのパフォーマンス。








幕にぐるぐる回ってる照明をあてる演出なんだけど、
ステージサイドで照明さんが手持ちのライトをぶんぶん振り回しているの丸見えで笑えた。かなり体張ってる。

空気をいれた袋みたいなものが出てきて観客の上を移動していく
スイカン恒例の演出は、スタッフが持って客席内を移動しててこれも大変そうだった。

続いて念願のMØです。

意外にもバンドセットで、
DJ、ギター、ドラム。というバックバンド。

ドラムがものすごくよかったです。
バキバキというよりも、タイトで丁寧な感じのドラムだった。
「lean on 」とか「drums」とか、
生ドラムになるとこうなるのかー!って感じで、終始感激。

MØは「TOKYO」って書いてあるダサカワTシャツ着てて、可愛かった!
そしてパフォーマンスが結構パンク。
もっとポップな感じかと思いきや、めちゃくちゃカッコよかった!
あとしっかり最後まで声出てるの本当にすごい。

ジャスティンビーバーとの「COLD WATER」とか、
最新曲のDiploとの「get it right」もやったし、
「Lean on」大合唱で、サイコーでした。

「3AM」はやらなかったけど、「Glass」聴けて感激。
すごく良かったです。
コーストの音ばっちり。
結構スペースあったけど。ブリッツでよかったかなという感じ・・・。

でも客層色々で、
もっとギャルズな感じかと思いきや全然そんなことなかった。

あと、私の前の方に外国人の3人家族(娘は推定18歳くらい)がいて、
親子3人でノリノリで楽しそうで、微笑ましかったです。

MØちゃんまたサマソニあたりでも観たいねぇ。

2017年11月28日火曜日

11/22 TENDOUJI@MARZ

愛すべきバンドTENDOUJIの初ワンマン。


今年リリースした初のフルアルバム『MAD CITY』
そのリリースツアーラストの地、新宿MARZ。
まさかのソールドアウト。

20時開演というありがたい遅スタートで、MARZパンパン。
2階にも人があふれるくらい。開演前からすごい熱気。

20時ちょっとすぎになって暗転すると、
ステージ前の紗幕にプロジェクターでロゴが投影されて、スタートの演出めっちゃカッコイイ。なんかピザオブデスみたいだった。笑








本当にこのバンド演奏が学生みたいで、それが良いんだけど、
この日は違った!


えーーーーーーー!
うまくなってるー!!!!!



2年位前にTHREEで観たときはもう粗々で、
アンコールにノリでやろうとしたNIRVANAのSmells like teen spiritも途中で止まるくらいで、でも持ち曲の勢いとキャッチ-さと、やったろ感で惹きつけられた記憶があります。
あの衝撃忘れない。


そう、で、
まさかのうまくなってる。
この日のためにめっちゃ練習したらしい。

簡潔に言うと、ものすごいカッコよかった!!!
超ロックバンドになっていた・・・!

ワンマンだけどあっという間だったし、
ちゃんとセットリストの中でも曲によってアップダウン出せるようなライブなってて
全然飽きなかった。









ラストにやった「GROUPEEE」「GOLD」なんか、
エモくてほんーのちょっとだけ、泣きそうになるという。


そしてオーディエンスを観てもみんな満面の笑みと、
色々な方面から叫ばれる名前、コール。
フロアで勝手に繰り広げられる酒盛り。笑

TENDOUJIって、みんな割といい歳行ってるおっさんたちなのに
いつまでも高校生っていうかティーンエイジな感じで憎めなさがある。
アメリカのおバカコメディ観てるみたいな感じ。

愛されてるバンドなんだなぁ。

これマジでひょっとしたら2018年、やっちゃう感じなのでは。

これ以上の曲出せるのかよ!って毎回思うんだけど
それを地味に越えてくるのがTENDOUJI。
またカッコイイライブ観たい。
 


2017年11月20日月曜日

11/10 bonobos@LIQUIDROOM

仕事があったから元々は行く予定なかったんだけど、
やっぱりどうしても観たくて、当日券で駆け込みbonobosのツアーファイナルへ。

「THANK YOU FOR THE MUSIC Nui!!」でスタート。
1曲目から多幸感が過ぎる!!!

割と去年リリースした名盤『23区』と最新ep『folk city folk』をメインに、
昔の曲も沢山やってくれたんだけど
やっぱり「三月のプリズム」は格別だった。

音源は勿論、前回行った時も泣ける程に素晴らしくて
今回もそのすさまじさに鳥肌立ったし、感動した。本当に美しい曲。

2時間ちょっと素晴らしい音楽にあふれていて
bonobosはやっぱり最強の音楽家集団だなって思った。

ゲストヴォーカルとかアーティスト呼んでコラボ作品とかやらないかなぁ。
蔡さんできなそうだな・・・

この週はクラムボン、MOROHA、オウガ、bonobosと邦楽の中でもトップクラスに大好きなアーティストたちのライブを観れたので耳が喜んでいたわ。
幸せだなって思いました。




2017年11月13日月曜日

11/8 PACHINKO@渋谷OEAST

気付けばフジロック以来オウガ観てない。観たい。禁断症状出そう・・・
ってことで、祐天寺の噂のオシャレヘアサロンDarlin1周年記念イベントへ。

このメンツ最高すぎるし、私得かよ!っていう。

・MONO NO AWARE
音源すごく好みで、初めてライブ観た。
音源と全然変化なくてすごく良かった。
ネバヤンやヨギーとも違う感じなんだけどどこか懐かしいような、面白いバンド。
来年タイコクラブとかで聴きたい。

・踊Foot works
フジのルーキー出てたけど観れてなくて(酔ってた)
初めて観たんだけど超良かった!!!!
私的にネオ・ポップヒップホップ
かつてのケツメイシ(ケツノポリス1くらいの時)、リップスライム、ライムスターみたいなキャッチー美メロが入るタイプのヒップホップ。
みんなで歌える曲もあれば、割とチルとかメロウな感じもあって凄く好みでした。
ごり押しする。

・長岡亮介+STUTS
しれっと出てきてしれっと凄いことやった。
しかもあっという間に終わった・・・。
長岡亮介エロいギターを弾く。
途中謎のラップをやってたけど、とにかくカッコよかった。
この組み合わせすげえ。

・オウガユーアスホール
いや、もう最高!
なんか割と空いてて凄く目の前で観た。
あんな近くでオウガ観たの初めてかも。
音圧とトリップ感がすごくて、ひとりで観ててひとりでぶっ飛んだ。
本当に本当にマジ最高。
すごく踊りました。
毎回思うけどこんなドラッギーでディープでトリップできる音楽あるのか。
みんなドラッグとかやる必要ないよ。オウガずっと爆音で聴いてたら飛べるよ。

あー早くまた観たい。

「もはやオウガになりたい。」とツイッターで呟いたら、
オウガPAのサニーさんに「みんなでなりましょうw」というリプライが来て、
みんなでオウガになったらみんな頭ヤバい奴らになるな、と思った。


このあとヨギーも出てたんですけど
諸事情により退散。

オウガの音楽が耳にずどーんと残って余韻に浸ったまま仕事に戻りました。
全然仕事する気にならんかった。

PACHINKO超良いイベントでした!!!!
ナイスメンツ!

11/7 MOROHA「怒涛」 w/クラムボン@LIQUIDROOM

MOROHA企画の対バンライブへ。
MOROHAとクラムボンを対バンで観れるなんて感激です。

2年前のクラムボン武道館でMOROHAが登場した時めちゃくちゃ感動したのを今でも思い出す。
久々に2組の「scene 3」が観れる!と期待を胸に、なかなか仕事が忙しい中頑張ってリキッドへ。これだけは絶対譲れないツーマンだったのよ。

先行はクラムボンで「Slight slight」で始まって、「シカゴ」「yet」「レーゾンデートル」「nein nein」ってやったのだけど(順番違うかも)
モメントep2リリースワンマン以来に聴いた「nein nein」ヤバかった。
ミトさんが低音をゴリゴリにうならせてて最高すぎた。鳥肌。
「serendipity」から「kanade dance」もやって「波よせて」「タイムライン」で終了。

クラムボン、本当にいつ観ても素晴らしいライブしかしない。
今日は微妙だったとか絶対ないからすごい。
対バンなのに対バンとは思えない爆発感だった。

ロックバンドの対バンって戦いとかぶつかり合い感があって、
例えばMOROHAとブラフマンのツーマンとかまさにそんな感じなんだけど
クラムボンってその世界観の通り、相手への敬意を表現するように自分達のライブをするからすごい。
久々に観たクラムボン、改めて本当に大好きで、
ずっとずっと大切なバンドだなと思った。


そしてMOROHA。

そういえばこの日の客層は不思議だった。
圧倒的に男くさい。

クラムボンのワンマンでは観られない光景なんだけど、
男達、ちゃんとクラムボンを観て聴いて歌って、すごく良い顔してて
アーティストがファンを育てるってほんとだなって感じた。

MOROHAも、クラムボンに対して尊敬と感謝を伝えるようなライブだった。
「scene 3」だけじゃなく「革命」を一緒に演奏したのは本当に素晴らしくて
泣いてしまった。

音楽の真摯にひたむきに向き合うって、まさにこの2組のことだなと感じた。
とっても素晴らしい2組のライブを観れて、2時間半があっという間でした。


2017年11月8日水曜日

11/5 ディープファン君@下北沢ERA

ディープファン君の企画「セクシュアル」へ。

用事後に行ったので2組目のfor nowから観たのですが、このバンド超カッコよかった!!!
新潟発のファンクバンドで、MIAみたいなカッコイイ女の子(ハーフ?)がヴォーカルで英語の発音も良くてめちゃくちゃカッコよかった。
打ち込みも入ってて新しいディスコファンクみたいな。

フジのルーキー出てたっぽいのですが、
毎年あの時間酔ってて殆ど覚えてないんだよね。意味ないやん。


ディープファン君も今年ルーキー出てたけど観れてなくて今回初めてライブ観た。
Youtubeのあのふざけた感じなんなん!
騙されたわ!
なによりも上手い。超レベル高い。
歌詞がアホ。
ただ超カッコイイ。

絶対大衆受けするバンドじゃないけど、すっごいファンクで楽しい時間だった。

多分このあたりのバンドって
大衆に近いエリアにBRADIOがいて、レジェンドに久保田利信がいると思う。

親がEARTH WIND &FIRE大好きなので昔からファンクは好きなんだけど
こういう超ファンクをアングラでやり続けるのすごくカッコイイと思いました。

10/29 FINLANDS@FEVER

FINLANDSという女性2人組バンドをご存知でしょうか?
最近の女性2人組バンドといえば、yonigeとかになると思うんだけど
個人的にはyonigeよりもっと毒々しい、メロディセンスが秀逸だなと思っている。

名前は聴いていて(2年くらい前にゲス川谷絵音がツイッターで良いって言ってた)
タワレコの視聴器でたまたま見つけて聴いた瞬間、
イントロで完全に持っていかれて、歌声に心奪われてそのままレジへ向かいました。

余談だけど確かその時一緒に購入したのは環ROYとTigers Jaw、トロイモアだった。
ジャンルばらばらだな。

前作の『Paper』も聴いていたんだけど正直ここまでではなくて、
ただ今作の『LOVE』は全てが凄いと思った。
捨て曲ナシ。という言い方は好きじゃないんだけど本当にそう。
今の所2017年間ベスト10に入っているレベル。

普段から日本人女性ボーカルって全然聴かないし、むしろ苦手で、
さらにこういうザ邦楽ロック(ロキノン系?)なんか全然聴かないんだけど
クリープハイプやChara、かつてハマったGOGO 7188みたいなルーツを感じる彼女たちの音楽に捕まってしまった。

というわけで念願の初生FINLANDSライブへ。
アルバム『LOVE』ツアーファイナル。

過去の曲も沢山やって、
演奏は不安定未完成な部分も多かったんだけど
Vo塩入冬湖(素敵な名前)の歌声のブレない感じがすごい。

あれだけ特徴的で高い声を出しながら2時間まるまるちゃんとアルバムで聴いた通りの歌声でライブが出来るのは素晴らしいなと思った。

バンドである以上、ライブは演奏大事だと思うんだけど
邦楽ロックバンドでメッセージを伝えるようなバンドは
なによりも歌声って大事だなとすごい感じたの。

CDで聴いてていいなって思っても
ライブ聞いたらクッソヘタだったみたいなインディーズバンド山ほど見てきて
メジャーとインディーズ、売れる売れない、良い悪いの
判断基準というかボーダーって「歌」は大きな部分になるなとここ数年ですごく感じた。

ヴォーカルがある以上結局音楽も、メインで聴いているのは歌だから。

そういう部分ではFINLANDSすごかった。

今後もっともっと大きなステージで観たい。
FEVERパンパンなのと、2人が小さくて全然ステージ見えなかったから。笑

次回作がどうなるのかとても楽しみです。

10/5 Hyukoh@赤坂BLITZ

今年2回目のHyukohへ。

ブリッツは今まで見たこともないくらいのパンパン具合で全然ステージ観えない。
背伸びしてなんとか観えたレベルだった。

お客さん増えたのは勿論だったけど、
去年渋谷DUOで観たよりも客層の幅がめちゃくちゃ広がった感じ。

前方の方は韓国ファン的な感じのギャルが多くて、
後方はインディーロック好きな音楽マニアが多めといった感じ。

曲間部分でも結構キャーキャー言われてたりしてたんだけど
本人達はあくまでもロックバンドなんで。って感じで超ローテンション、マイペース。
バンドマンだなーって感じがした。

熱いオーディエンスとの温度差が日本には無い感じで面白かったです。
例えるなら、Suchmosとライブ前方にいるサチモギャルは似ている印象。
Suchmosよりもっと温度差あったかも。

演奏自体はめちゃくちゃ凄くて
8月の来日ツーマンでも観てたけどやっぱすごい。
歌声も全然ブレないのもすごい。
これ、日本のバンド完全に完敗じゃん。

演奏のレベル、曲のすごさ、歌声ぜんぶ
パワーとこだわりをめちゃくちゃ感じた。

歌詞は残念ながらわからないんだけど。
(韓国語さっぱりで・・・)


この日はオヒョクの誕生日だった?らしく、誕生日ケーキでお祝いして
照れてる感じが可愛かったです。

2017年10月30日月曜日

10/1 サカナクション 6.1ch sound around @幕張メッセ

サカナクション幕張メッセへ!!!

久々のサカナクション。
5月の10周年記念ライブ外れてワンマンは本当に久しぶり。
しかも6.1chサラウンドライブ。

席の種類が上からプレミアム、スペシャル・・・って何種類があるのだけど、
まさかのプレミアムも落選。
スペシャルが当ったんだが、最前ブロックで寧ろこっちの方が良く観えた。

開演して最初にDOLBYの音が流れるんだけど、それが本当凄くて鳥肌。

「新宝島」でスタートし、続いて2曲目で「M」
シンセとベースの音のバランスがめちゃくちゃ良くて、頭から感動して何故か泣いてた。
ドラムのスネアの音もものすっごい立体的に聴こえた。

全然泣かせるようなライブじゃないのに、感動して涙出ました。
特に本編最後に歌った「グッドバイ」では、
当時この曲を発表した時に一郎さんが悩んでいて、ラジオでそのことをつらつらと話しながら涙したことや、CDJでも色々な想いを語ってたことを思いだした。

これからこのサラウンドライブをサカナクションのライブの持ち味として
ライブハウスクラスでもやりたいって言っていたからこれからが楽しみ。

10/24 BECK@STUDIO COAST

この日割と大きな仕事が入っていて諦めていたのですが
前日に急遽リスケとなり、
「うおおお!!これBECK行けるやん!!!!」と狂喜乱舞。

初日武道館のコーネリアスとのツーマンがどうやらヤバかったらしいのだが
観るならコーストが良いなぁと思ってたので
急いでなんとかキャンプでチケットを購入。
(本当は使いたくないんだけど)

1曲目まさかの「Devil's Haircut」ですよ!!
てっきり「Colors」で来ると思ってたから不意打ちでアガった!

その後も「Black Tambourine」「The new pollution」と懐メロ続いて
「Colors」アルバムリリースツアーなのにヤッター!

でもちゃんと新譜からもがっつりやってくれた!
特に「seventh heaven」は「今回のツアーで初めてやるから間違えるかも~」とか言いながらやってくれて凄く嬉しかった。
個人的に「colors」の中でも好きな曲上位に入る。

ラストは安定の「Loser」からの「E-pro」で
アンコール「where it's at」で終了。

ポップでロックで超カッコ良いライブだった!!!!
BECK本当カッコイイです。一緒に遊びたい。

こういうソロ男性アーティストって日本にいないよねー

来年海外フェスでBECK観たいなー

10/2 Babagnouj@新代田FEVER

10月2本目のライブはこちらへ。
オーストラリアの3ピース・インディロック・バンド Babaganouj (バブガニューシュ)

まじで「ババガノウジ」だと思っていました・・・。
これでバブガニューシュって読めるわけないだろ!

音源聴いてポップでかわいいなーと思っていたのだけど、
ライブはかなりエモだった!

エモポップって感じでカワイイけど、カッコイイ。

ギターの男の子が凄い背でかくて、FEVERの天井あたりそうだったよ。

あと、動きもやたら大きい。
ミックジャガーみたいな動きしてた。

女子二人はクールでカッコよかったな。
外人のインディーバンドの女子みたいな雰囲気のバンドやりたいなと思いました。

バブガニューシュ、おすすめです。

2017年10月3日火曜日

9/29 GANBAN NIGHT@SHIBUYA QUATTRO

フライデーナイト@クアトロに
フジロックのアフターパーティーへ。

フジロックのアフターパーティーて、フジロック終了から早3か月。
もはやフジロスも忘れたころにアフターパーティーて。

遅めから先に飲み屋で飲んでから向かったんですが、
結局現地でも先輩やらSMASHの人とかと飲んでて、DYGLとちょっとだけ石野卓球を観た。笑

DYGLはめっちゃリバティーンズとかストライプスなザ・UKな感じで、
太くて良かったー
日本人のバンドであそこまでちゃんとUKをフォローしてるの珍しい。

卓球はいつもの通りな感じで。

クアトロの深夜営業は今回から初らしいのだけど、
音が格段に良くなってた。

クアトロ便利だし、またこのイベントやってほしい。





9/22 odol, CHAI, King nu @Liquidroom

急遽華金のリキッドルームへ。

最初に観たのは
・odol
インディーシューゲイザー的な感じだったけど、
もともとあんまりシューゲイザー好きじゃないからなんとも言えなかった。
オウガとの差はなんなんだろうかーと考えた結果、歌詞が英語。くらい。
音源は良かったけど。


・CHAI
今年のフジのルーキーは酔っ払っていたのであまり記憶がなく、
要するに初見!!!

衝撃!!!!

めちゃくちゃカッコイイ!!!
音源聴いていた限りではそこまで刺さらなかったんだけど、
ライブの演奏は男前すぎて最高だった!!
みんなが良いって言ってる理由が非常によくわかりました!!!!
これは一回ライブを観るべき。
パフォーマンスも曲の幅も素晴らしい。興奮したわ~


・King nu
芸大生で構成されているというアートエリート集団。
音源聴かずに行ったんだけど、演奏も曲も割と好きだった。
VJもっと工夫とかしてイケイケな感じにしてほしい。

CHAIが圧勝すぎてCHAIの余韻に浸ってしまった・・・。


終電帰宅のため、King Nuで終了。
ドミコとmono no awareも観たかったわ。

今注目の若手勢ぞろいなイベントだけあって業界関係者の多さが凄い。
女王蜂のアヴちゃんとDAOKOちゃんもいた。

フロアはかなり余裕あって、リキッドルームこれくらい空いてると最高。って思いました。

2017年9月19日火曜日

9/18 ULTRA JAPAN~フジロッカーウルトラへ行く~

なんと初のULTRA JAPANへ行ってきました。

ゴリゴリのEDMフェス。ダンスミュージックは好きだしそれなりに観たいアーティストちらほらいたりしたけど、客層を観る限りマジで自分無縁だなと思ってたやつ。
しかしながらUNDER WORLD観たくて。

なのでフジロック好きの私が、
生粋のパリピが集結するウルトラジャパンへ行ってきましたレポート書きます。

まず場所がお台場という立地の良さは最高。このガンダムの目の前。


この手の都市型大型フェスは大体幕張だけど、ほんと遠い。
サマソニとか渋谷でやってくれ。ロッキンは下北でやれ。
無理か。都心に巨大施設作ってくれ。
ウルトラは駅からもすぐだし、ダイバーシティ近くて休憩するのも◎。

会場はコンパクトなので3ステージの行き来が楽。
ただ、LIVE STAGEとRESISTANCE STAGEは場所が近い上に時間被ってて音が混ざる。
あと音が良くない。
MAIN STAGEだけ物凄い作りこまれてて、音も素晴らしい。
どーん!!!


その分LIVEとRESISTANCEがチープに感じる。


会場のメインゲートまでで既にヤバめ露出度高めのパリピ勢が大量発生してて、サブカルフジロッカー完全にビビる。

特攻服のお姉ちゃんとか、
ピンクパンサーのお兄さんたちとか
阪神ファンとか(かなり多かったんだけど何故)
ここはハロウィンか!てくらいいる。


そんな感じでSEKITOVAから行ってきました。
DJがメインのRESISTANCE STAGE。
若手注目DJのSEKITOVA君なのに、まじで人いなくて安全地帯状態。
観てる人も安心安全の人種、仲間感あってサバンナに現れたオアシス感。
選曲も好きなように流してる感じあってめっちゃ良かった。

続いて同じステージでKEN ISHII
日本人で唯一Tomorrow Land Festivalに出演経験あるレジェンドDJだけに人は増えて結構盛り上がった。でもフジとかよりは少ない気がする。
ウルトラの主な客層は事前予習とかしないのかな?と感じました。

LIVE STAGEでMIYAVI
有名人だけあってさすがに結構な人が集まってた。
ドラムはboboさん、DJに植野アリサちゃん。
EDM寄りのセトリとアレンジで、ウルトラ層も大盛り上がり。このアレンジに確実のドラム攻めてくるboboさんがヤバかった。超ヤバかった。
MIYAVIは勿論だけど、boboさん本当神すぎて、ずっと「boboさんーーー!!!」と叫んでました。(みんな誰だよって感じだっただろうな・・・)
60分ステージだったけど気持ち早めに終了。

塩分大事だからおしゃぶり梅昆布持っていった。
背景のウルトラロゴとの合わなさがすごい。


続いてLIVE STAGEでCrossFaith
このフェスにCrossfaith!?って感じだったけど新たなジャンル開拓なんだろうな。
メンバーが自分と同じ88年生まれが多くて、そんな中でイギリスのREADING LEADS FESTIVALに出演したり海外でめちゃくちゃ活躍してて凄くリスペクトしてます。
トラぶってたらしいけどかなり戦ってた。激アウェーな中で大健闘してたと思う。



協賛ブースがどこも凄く良くて、ヘアケア用品のWellaによるヘアビューティーブースは並んでた。
髪の毛とかメイクとか直せます。めっちゃ良いねコレ。
オーディエンスが主役のウルトラならでは。









ようやく初のメインステージでKygoをちょっと見。
昨年リリースしたアルバムは割とトロピカルハウスな感じで心地良かったけど、DJで流したのはChainsmokersとCOLDPLAYのコラボのやつとか最近のヒットチューン中心。

あと何故かジャーニーの「Don't Stop believin'」のリミックス流してて、
いやそれ海外だったらシンガロングするけど日本人glee(海外ドラマ)観てるヤツとおっさんしか知らん曲やで。的な。gleek(gleeファン俗称)だった私は大熱唱

ただこれまでご飯食べてるときも飲んでるときもEDMが流れまくってる空間にいたのでジャーニーがもはやお耳の保養状態。



LIVE STAGEに戻ってPENDULUM
PENDULUMといえば個人的にはLINKIN PARKの「The Catalyst」のRemixで、初めて生ライブ観た。やべーカッコよかった!!!!
これ、バンド!?このBPMの早さで何してんのマジで。さながらEDMのDJみたいですごい良かった。遊びにきてたアーティストとかも結構観に来てました。


そして今回の目的!!!
UNDER WORLD!
まず、UNDER WORLDてっきりメインステージでやると思ってました。

え、アンダワ、ライブステージなの!?

これ!?まじでこれ!?
さっきCROSS FAITHがやってたココ!?


まじかよ。パリピ界の中ではレジェンドUNDER WORLDもメインじゃないんか。トレインスポッティング見てねーのか。
危うくメインステージ行くところだった。
メインステージでゴリゴリのUNDER WORLD観たかったなー・・・。
そういえば去年パルコの屋上でライブやってたけど子の人たちどこでもやれるのね。デカい所で観たいなぁ。

時間になると特にパフフフ~!!とかドーンン!!!とか始まりまっせー!的なこともなくスタート。
セトリが見つけたので載せます。
Rezからスタートだよ。やばい。
  1. Rez
  2. Downpipe
  3. Dark & Long (Dark Train)
  4. Push Upstairs
  5. King of Snake
  6. Two Months Off
  7. Jumbo
  8. Low Brun
  9. Cowgirl
  10. Born Slippy .NUXX
King of snakeでもう最高!!!な感じになったんだけど、途中で連行されメインステージのTiestoを観にいくことに。
なんで私tiesto観てるんだろう。めっちゃEDM。サマソニのカルヴィンハリスを思いだした。

アンダワは21時に終わると書いてあったので、10分前にLIVE STAGE戻ってきたらもう終わってた・・・。

私のBorn Slippy・・・
絶対最後にやるからそれまでに戻るぞっつってきたのに、ウルトラ来た意味とは!!!!!

大阪でやった単独に行けばよかった、とも思ったけど。
まぁまぁ仕方ない。飲んでたから。

ひとまずウルトラは楽しかった。








VVIPは確かに快適です。チャラい。ここにお金かけるくらいなら、メイン以外の2ステージの装飾とか音響にお金かけてほしい。
ちなみにVVIPはメインステージしかない。他の2ステージにはVVIPの鑑賞エリアなし。
それにウン万円払うのはどうかとも。
VVIPに来てます!っていう自己顕示がしたいならば別の話。



行けば勿論楽しいんだけど、これまで色々フェスに行ってみてウルトラで気になった事以下。

・とにかくゴミのポイ捨てが凄い。

歩いてるとゴミにつまずく。スラム街かここは!
 









何故か服とか靴とか帽子とかめっちゃ落ちてる。
フジロックとか規模が大きいフェスならまだわかるところもあるけども。

ゴミ箱の数少ないわけじゃない。全然その辺にあるのに・・・。
こればかりは運営の問題じゃなく、人。

・露出度の高い方々(男女共に)
ただ思ったのは意外とみんな同じような格好してる。露出度高い服。
そのあたりは日本人っぽいなと思った。

男性はブーメランパンツ率以上に高い。
こんなにブーメランパンツ見たの人生初。しかもみんな微妙な身体してやがる。
スペインの海辺とか行ったらこんな光景なのか?

目立ちたいなら逆にスーツかサブカル系イケメンの恰好とかして行った方が目立つと見た。

・意外とそこまで酔っぱらいはいない
酔っぱらいだらけなのかと思いきや、今年3日目は暑かったからかみんなそんなにお酒飲んでなかった感じがした。
飲んでたのは私たちだけか。

・アーティストへの敬意というかリスペクト、愛がそこまでない感じがした。

画像はスナップを拝借。
例えばフジロックだとその年のヘッドライナーとか出演アーティストに対する愛が凄いファッションとかしてる人多いじゃん?
ウルトラはあくまでも来ている"私たちが主役"といった感じ。
メインがEDMのDJのイベントだからそれもアリなのかもって思った。

・オーディエンスの向いてる方向がバラバラ笑
ロッキンとか邦楽フェスはロックフェスを楽しもうとするマインドがあるし、サマソニもポップミュージックのカラーがあってフジもフジを愛する人に溢れてるけど
ウルトラは音楽なのかファッションなのか目立ちたいことなのかナンパなのか、オーディエンスが向く方向がバラバラな感じがした。
開始4年とかだからまだそういうカラーがハッキリしていないのかもしれないけど、もし仮に自分がフェスをやるとしたらオーディエンスに対して向く方向を示してあげることも大事なのかも。と気づかされた(真面目かよ)


治安は悪くはないけど民度はそんなに高くない。というのと、
地面がコンクリなので気温が高いとかなりしんどいので、来年行く方は熱中症に注意。
ほんとに都市型なので楽です。

今年最後の花火もフェスで見たな。
フジファブリックの「若者のすべて」とは大違いの場所であった。

2017年9月8日金曜日

8/27 SWEET LOVE SHOWER Day3

3日目も快晴!
本当に3日間天気が良かった。

今年も気球は乗れず・・・
来年リベンジします。


スタートは一発目のマイヘアから。

・My Hair is Bad
渾身のクイックレポート

全然ライブ関係ないけど、Vo椎木知仁の襟足金髪ヘアスタイルがダサくて
まさに「マイヘアイズバッド」じゃねーかと思ってたんだけど、
この日はちゃんと黒髪の爽やかスタイルになってて「マイヘアイズグッド」でした。

マイヘアのライブは熱量高くて本当に良いなぁ。
「フロムナウオン」で、「お前の頭の中だけでバンドを完結させるんじゃねぇ」って言ってたのが凄く良い言葉だなって思って

よく、「こんなバンドだと思ってなかった~~」みたいな声聞いたりするけど、それはリスナーが軽く聴いて思ったただのイメージなだけで、
百聞は一見にしかずというだけあって、ライブ観てみな。ってなぁ。

思ってること、全部包み隠さず、繕わず言葉にする姿、すごくカッコイイ。
あと3人のバランスがすごく良い。この3人で成り立ってる三角形みたいなバンドだと思う。
クソ良いライブでした。


続いては今年何回目だよっていうくらい観てる
・never young beach
この気候と環境でネバヤンを観れるって最高過ぎじゃない?












またしても「明るい未来」ではグッときてしまった。
この現代のグループサウンズバンド、本当素敵。
ネバヤンはレポートなかったから普通に楽しみながら観れました。最高。


続いて大好きなレキシ。
ライブレポ書けたの本当に嬉しかったです。
・レキシ
稲穂が揺れるクイックレポート
レキシを知ったのは数年前のラブシャに初登場した時に知って、
その時は確かまだバンドセットも今みたいな感じじゃなく、池ちゃんひとりキーボード弾きながらやってたりして衝撃だったのよね。
稲穂グッズとかもまだなく。
レキシのライブの多幸感とエンターテイメント性たるや!
途中ゆずの「夏色」替え歌したりして、めっちゃ笑いました。

今年3回くらいレキシ観たけど、フジロックが一番面白かったです。




・クリープハイプ
こちらもかなり渾身のクイックレポート
髪切りに行ったらワカメちゃんみたいになったという尾崎世界観ですが、
これまでも割とワカメちゃんぽい髪型多くない?
1曲目から「He is mine」で盛り上げてあざといなって感じで最高だったんだけど
ラストの「イト」の音が酷かった。
あれは完全にPAさんの責任なのか謎なんだけど、ギターの音が本当にデカすぎて
あの印象的なギターリフのイントロが聴いててキツかった。
「イト」大好きだから結構残念だったなぁ。
昨日のサカナクションとか音響が素晴らしかったから、やっぱりPAさん大事だなと。




ラストは今回の目玉!
・久保田利伸
今年のラブシャはこれを目的に来たと言っても過言ではない久保田利信!
もうね、超楽しみにしてきたのです。
まずバンドメンバーとコーラスが入場してオープニングソングをやるんだけど、その時点でグルーヴ!!!!音!!!!素晴らしい!

満を持して久保田利信登場で、「LA LA LA LOVESONG」の投下だからオーディエンスのテンションは最高潮ですよ!!待ってました!って感じで。

気付けば観客みんな横ノリ。
1日目にマキシマムザホルモンやってたフェスとは思えない横ノリ!!
サチモスもビックリって感じのグルーヴの渦。
割と前方で観てたんだけど、周り年齢層高めで(10代っぽい子もいたけど)
「Missing」のイントロ流れた瞬間には「うおおお~~~!」

バンドも物凄く良いけど、やっぱり久保田利信の歌声が素晴らしい。CDみたいというか、CD越えてる。
「Sukiyaki」のカバーをやったんだけど、それは泣いた。

本人が意外とお茶目でそれも凄く素敵だったなぁ。
とにかく余韻が凄すぎて、このままこの久保田利信ワールドに包まれて帰りたい!!!と思った。周りの人も「ヤバかった!!」を連呼してて、帰りに会ったスペシャの人も興奮気味だった。

そのくらい良いライブ観れた―――!と叫びたくなるパフォーマンスだった。
これぞ、音楽。



帰りは混雑を避けるためにゆずは観ないで退散。
今年も本当に楽しかった。

今年はフジロック、ロッキン、ラブシャと仕事で関わる割合も増えて、友だちも増えたり、会いたかった人に会えたり、クイックレポートとか貴重な経験も沢山出来て良い夏だった。

本業ライターじゃないので、文章はまだまだ修行ですが、私なりに考えて考えて書きだした文章だった。もっと上手くなるために読んで書いて言葉の引き出し増やしたいわ。

これにて私の夏フェス巡業終了。
結局花火はいつもフェスで観てるな・・・



8/26 SWEET LOVE SHOWER Day2

2日目も晴天。
1日目よりは風が吹いて比較的おだやか。
毎年恒例信玄餅クレープアイス!
















大阪寝屋川出身の2人組女子yonigeからスタート。
・yonige
クイックレポート
物凄く個人的な感想だけど、もう少し熱量のあるライブが観たいと思ってしまった。
あくまでも「女子」の括りにいたい感じをなんだか感じた。

あと全然別件だけどフジロックでRADWIMPS観てたら隣で牛丸さんが観てた。あとラブシャの1日目もDATS観に来てました。


・KICK THE CAN CREW
ロッキンで3曲しか観れなかったのでやっと全部観れるぞー!ってことで念願のキック。
セトリはほぼ同じ。
ただ新作のアルバムから「Summer spot」って新曲をやったんだけどこれがまたすごい!
3人が並んで1フレーズ毎にラップを回していくスタイルで観てても楽しいし、
トラック自体はトロピカルハウスで聴いてても気持ち良いという。
懐かしい曲オンパレードで、前方は同世代くらいの人が多くてすごい楽しかった笑


めちゃくちゃ食べかけですけど、桜井食堂×ヨルジュウの麻婆丼めちゃくちゃ美味しかった。マジでめちゃくちゃ美味しかった!!!



・Sumika
クイックレポート書きました。
ステージのキャパを超えるパンパンに集まった観客の数。
本当に素晴らしいライブで、涙出ました。
2日目のベストアクト。
もう何回も観ているけど、毎回もっともっと大きなバンドになるなと思わせてくれる。
夕暮れの「summer vacation」は最高にチルだった。

sumikaは「Lovers」みたいに大衆に喜ばれる曲から、「ふっかつのじゅもん」みたいなロキノンキッズに好かれそうな曲、サチモスとか好きそうな層がハマりそうな「summer vacation」まで曲のジャンルを網羅してて本当に器用なバンドだなぁと改めて思った。

楽曲はポップだしバンドも明るいキャラクターだけど、真摯に音楽と向き合ってる感じがものすごい伝わってくるライブ。
とにかく熱いし、最後にバンドメンバー全員がステージの前方まで出てきてSMAP並みに長いお辞儀したのも素晴らしいなと思った。
ベースの人はサポートらしいのだが、このベースが最高に良いからメンバーに入ってほしい。

あと本当に、頼むから不倫だけはしないでくれ!


夕暮れ良い感じになってきてサカナクション待機。












・サカナクション
2日目のトリはサカナクション。
1曲目から「新宝島」という盛り上がるスタートで、最後に「目が明く藍色」
コアファンも嬉しいセットリストで、久々に観た大好きなサカナクションはやっぱりすごかったです。
音がはんぱなく良くて、さすがサニーさん!(PA)
あと「三日月サンセット」で三日月が出現し、「多分、風」で風吹き出すし、自然まで味方につけてて本当に最強でした。

幕張のライブ、楽しみだなぁ。


2017年9月5日火曜日

8/25 SWEET LOVE SHOWER Day1

今年も行ってきましたラブシャ。



ご縁があってFestival Lifeでクイックレポ―ト担当してました。

朝の5時起きでレンタカーをピックアップしいざ山中湖へ。
昨年は雨続きで田植えみたいなフェスになっていたのが、今年は超晴天。

物凄く晴天。


マジで太陽に焼き殺されるんじゃないかってくらい暑い。
超久々の早起きと空きっ腹にビール2杯入れたため、途中熱中症気味に。
そういうわけで、ちゃんと観たのはWANIMAから。

・WANIMA
クイックレポートを書きました。
この照りつける程の太陽と青空と山中湖がWANIMAにぴったりすぎて、バンドもオーディエンスもキラキラしてた。
「hey Lady」は何度聴いても最高だなぁ。

・04 Limited Sazabys
こちらもクイックレポート
本人達もライブMCで言ってたけど、最近よくあるリフト。
禁止しているんじゃなくて、
モッシュもダイブもリフトをやるために、ライブへ行く。ってのはなんか違くて、ライブに行ったら盛り上がっちゃって思わずダイブしちゃった。みたいなのが本当のパンクスだって伝えたかったんだろうけど、オーディエンスが全くそれを理解できてなくてなんか残念だった。
みんなバンドが発信してるメッセージなんも受け取ってないな。って感じで、まぁ若いからしゃーないんだろうけど、ブラフマンやハイスタのリスナーとは違うよね。
バンドの顔とかスタイルとその場の楽しさしか見てないっしょ。という印象。

この日のフォーリミは比較的ポップなセトリだったけど、MCがすごく熱くてパンクロック愛とは、キッズとは、何か考えさせられた。若いリスナーに伝わってるか謎だけど。
あのMCで、あのライブでみんな何を感じたのか、思ったのかは気になった。

・DATS
クイックレポート
パンクロック系バンドがひしめくラインナップにだいぶ違和感あったDATS
最初は、観ているオーディエンスも様子を伺っていたけど杉本君が前に出てきたり、バンド全員で煽ったりしていくうちに一体感出てきて、なんだかかなり熱いライブへ。
初期DATSと呼ばれる1stの「Candy girl」がリアレンジされてたりして、凄い熱量あるライブだった。


・マキシマムザホルモン
ナヲ姉出産後ホルモン観るの久々だったから凄く楽しみにしていて、
1曲目から「恋のメガラバ」来たからめちゃくちゃテンション上がった!
そのあと「シミ」とか「メス豚の~」ときて「恋のスペルマ」で締めて、最高のセトリ!
最初後方で観てたけどやっぱだめだ!と思いどんどん前の方に行って最終的にもまれた。
やっぱホルモンは熱狂の渦に揉まれないとダメ!

「メス豚の〜」あたりでものすっごい綺麗な夕焼けが出てきて、ホルモンと合わなすぎてクソ笑いました。

ホルモンてそういう奇跡起こすよねほんと

この日は朝早かったのでホルモンで終了して宿に戻りました~。

SUPER SONIC 9/18

フジロックのブログが思いのほかたくさんの方々に読んでいただいて驚いています。 いろんな意見もあって個人的にも勉強になりました。中にはコロナ信じてない派の人からのコメントもあって、広まると色んな人が湧いてくるんだなと実感・・・。 東京戻ってきて2回PCR受けたけどどちらも陰性でした...