7/13 KOHH yahyel@Liquidroom

リキッドの深夜タイムにKOHHとyahyelという最強カードのライブ。

ちなみにこの日、19時～King gnuのワンマンもやってて
行く予定だったのが行けず・・・。

KOHHとyahyelという
アーバンヤンキー対決みたいな対バンが夜中の1時スタートとあって
絶対ヤバい客しかいないだろ！と思って行ったら正解だった。

KOHHギャルと、KOHHのファンの怖そうな男の人と、
yahyel好きそうな全身黒マルジェラみたいな男の子と
サロモですみたいなオシャレな女子。あと業界人、って感じで
近未来異種格闘技大会かここは。

お客さん自由な感じで良かったです。すごく。

KOHHの盛り上がり具合が凄くて、
いやーもうライブがパンクス！！

今のヒップホップって、ハードコアの要素も含んでるじゃないですか。
まさにそんな感じで。
お客さんのノリ方も、分かりやすく言えばブラフマンのライブみたいだった。

KOHHめちゃくちゃかっこよかった～。
コーチェラで観たTyler. the creatorみたいだった。

打って変わってyahyelは、
お馴染みゴリゴリのVJとシンクロした宇宙みたいなパフォーマンス。
海外のアーティストを観ているようだった。
彼らを観ていつも思うのは、ルーツに日本を全く感じない。

 言語の壁は問題ないし、
誰でも楽しめる視覚的要素もある。
海外でも全然余裕で盛り上がらせること出来る気がする。

日本だけを考えていないし、日本ではyahyelの音楽は受け入れられないという事もわかっている。と以前言っていたのを見たんだけど、
寧ろ日本向けにこの音楽作ってたらマジ才能勿体ない。

今年はフジで見れないんだよな、残念。

めちゃめちゃかっこよくて興奮冷めず、
なんと始発で帰りました。偉すぎる。

6/29 KAYTRANADA@Liquidroom

ケイトラナダを観にリキッドへ！

最初時間とか見ずに一人でチケット買ってて、あとで確認したら24時スタートという！

え、まじか。一人深夜帯かｗｗｗ

まぁ誰かいるでしょ！ってことで行ったら早速友人に遭遇。

良かった～～～

ケイトラナダのオープニングアクトは弟のLOU PHELPS。

ケイトラっぽいグルーヴでディスコエレクトロで踊らせるのかと思いきや、

なんかマイケルジャクソンとか、2PACとかケンドリックとか

懐メロ～最近話題の曲まで流してて、なんだここは六本木のクラブか！？みたいな選曲でした。

10分押しでケイトラ登場。

VJが最高だった！！！
流してる曲も自分の曲から～drakeのnice for whatとか流してて
めちゃくちゃ楽しかったです！！！！

お馴染み『99.9%』のジャケットもVJで登場！
これ瞬きするし動くの。

動くweedのVJもイカしてました。

KAYTRANADA、ほんと最高だったからフジロックの夜中のDJでも来てほしかった。

真夜中のレッドで踊りたかったな～～～～

終了したの3時くらいで、なんとも中途半端な時間に放り出されるｗｗｗ

さすがリキッドルーム。

このあと何故かノリでHIPHOPカラオケに行き、

ケンドリックラマーをみんなで熱唱して、なんと明け方に電車で帰宅。

タクシー使わなかった自分を誉めたい！！

2018 上半期 BEST

今年もあっという間に上半期終了。
4月には念願のCOACHELLAに行き、相当COACHELLAナイズされてしまったためブラックミュージック系に寄った結果に。順番関係なし、良かったやつをつらつらと並べてます。
暇つぶし＆フジロックまでの予習にどうぞ。


■Scorpion/Drake
6/29リリースという滑り込み。傑作！！！！
超超超Drake好きなんですけど、贔屓目抜きにもカッコイイアルバム。
前作の『More Life』がハウスやダンスミュージック要素が強かったのに対して今回はHIPHOPで仕掛けてきてて本当良い仕事するフロムカナダ。
故MJとのコラボ曲も収録されててMJファンに叩かれてたり、10年前の隠し子騒動とか。問題児が多いラッパーの中でも仕事一筋音楽一筋なDrakeにしては珍しく最近何かと話題。
それでも海外のSpotifyチャートやプレイリスト独占しててスゴすぎ。
とりあえず早く来日公演やってくれ。

オフィシャルサイトでは、ネーム入りのカスタムコーチが作れるらしくて欲しい。
https://shop.drakeofficial.com/

日本での知名度そこまで高くないんだよなー。経歴長いのに。


■Geography/Tom Misch
この「South of the river」のイントロとカッティング最高。
これでデビューアルバムで、なんとまだ23歳て恐ろしすぎ。
いろんな人の上半期ベスト見ても大体入っていて、今年サマソニで来日。
BEACH STAGEで観れるとか絶対気持ち良い。
しかしながらサマソニのBEACH STAGEまでの導線はクソです。

■Blood/Rhye

耽美で美しい。単独ライブも最高だった・・・。そしてMVも美しい。
うちの両親シャーデーが大好きでよく聴かされてたんですけど、初めてRhye聴いた時にシャーデーっぽいと思って女性ヴォーカルだと思ったまま2年くらい聴いてて、フジで観たら男性でびっくりした。
とりあえず私より声が高い。
ジャケットの女性は、ヴォーカルが彼女を自分で撮影したらしいです。
全作女性の裸なのでもはや性癖。
こういうエピソード聞くと、別れたあとどうするのかなと思ってしまうタイプだから本当だめ。

「Taste」のMoon boots Remixも最高。RhyeはRemixが総じて良い。

■EVERYTHING IS LOVE/The Carters

優勝〜〜〜〜！存在が優勝だよ〜！誰も敵わないー！！
BeyonceとJay-Zによる夫婦デュオの新作です。
MVはルーヴル美術館貸切。一体いくらかかってるんだ・・・。
モナリザも「え、マジでビヨンセ？」って顔してる。絶対してる。

しかし夫婦でアルバムリリースするってすごいな。
しかもユニット名が苗字。（Jay-Zの本名はショーン・コーリー・カーター）
玉置浩二と青田典子が「玉置家」ってアルバム出すみたいな感じですよね、違うか。
とにかく私はこの夫婦ツアーに行きたい。
登場シーンだけで鳥肌なので絶対観て！！！！

それにしてもビヨンセ、Jay-Zが浮気してからの快進撃と強さがハンパねぇ。
これはもはやJay-Zへのプレッシャー。
ビヨンセがこれだけ存在感示してると誰もJay-Zに手出せないだろうな嫁が怖くて。
例えるならばブラフマンTOSHI-LOWとりょうみたいな感じでしょうか。


■Heaven and Earth/KAMASHI WASHIGNTON

カマシワシントンのカマシ具合。
彼も今年サマソニ出演。しかも2日目にはサンダーキャットがいる。
スーパージャズアフロマンのツートップが2日連続観れる！！
こういう見た目の方ってリズム感とか音楽的才能の間違いなさすごくないですか？才能あるやつはみんなアフロになるのか、アフロだと才能が芽生えるのか。

カマシを聴いて「あ～良いな素晴らしいな」と思えるようになったのは、自分の耳や脳が大人になったんだなと思う。
こんな偏差値高い楽曲、中学生の頃聴いてても何も思わなかったと思う。GREEN DAYとかblink-182とか聴いてたし。
どうでもいいけど、カマシワシントンとサンダーキャットとレキシとmabanuaで並んでほしい。幸せ運んできそう。全員好き。


■OKRA/Tylar. the creator
名前に職業ついちゃってるラッパー、タイラー。
来日行かなかったけどコーチェラでライブ観れて最高でした。
特に生OKRA超カッコよくて痺れた～～～～！！！

そういえばIKEAにタイラーみたいな黄色いベスト売ってます。
高視認性安全ベストBESKYDDA
699円也。

■Amen/Rich Brian
88rising所属のインドネシア人ラッパー。
今年Rich Chiggaから改名してリリースしたこのアルバム、めちゃカッコイイ。
インドネシアからこういうラッパーが出てくるとは！
しかも99年生まれの18歳。まじかよ。99年て2000年問題真っただ中だった頃じゃん。
実家がVAIOに買い換えたくらい。
Amen以外にもヤバい曲だらけ。
さらには日本が誇るラッパーKOHH様と北米ツアーを回るという！！

■Til It's Over/Anderson.Paak
AppleのCMでも有名なこの曲。この人もマジ天才だなと思う。
聴いててめちゃくちゃ気持ち良い。すべてがツボ。
フジロックの3日目で観れるので楽しみすぎる。
インスタグラムがめちゃくちゃアーティスティックなので是非チェックを。
そういえばこのMVで踊ってるFKA Twigs、そろそろ新譜出しませんか？

■When My Heart Felt Volcanic/The Aces

次世代HAIMと呼ばれるガールズバンド。
90s感もあるポップでキャッチーなサウンドとビジュアルのキュート×クールさ。
海外のガールズバンドってアイドルにならないから良いよねぇ。
あとこのバンド、ベースラインが超気持ち良い。
こんなバンドやりたい～！カワイイ女子集めて～。
HAIM、Chvrches、Hinds、Paramoreとか好きな人に推奨。


■That's Another Story/toe
これはこれまでのカバー作品と提供曲を集めたアルバムではあるのですが、やっぱり傑作だった。
改めてtoeって最高・・・！toeハンパねぇ！柏倉ハンパねぇ！演奏中高まりすぎてスネアに自分イス投げつけるやん、そんなんできひんやん普通！ってことでtoeは日本の宝。
2月に行った単独ライブも最高すぎた・・・！
8月にミニALリリースとのことで期待。ほんとはフジで観たかったけど。
トレイラー載せておきます。

■POLY LIFE MULTI SOUL/cero
圧勝〜！！圧勝すぎる〜〜〜！
そう来たか！！って感じのceroのアルバム。
もう素晴らしいです。歌唱力も上がった気がする。
ceroの音楽ってブラックミュージックベースなのに、どこか懐かしくフォーキーに感じるのは、高城さんの歌声と小説っぽい歌詞からなんじゃないかな。
すごいバンドだよ、ほんとに。

■Summer/Yaffle
小袋成彬と共にTokyo Recordingsを設立したいわゆる天才の一味、Yaffleの最新曲。
トラックの日本人離れ感すごい。
Disclosure感すら漂うかっこよさ。
知り合いの飲み屋で流してもらったら、洋楽しか聴かない友達がめちゃくちゃハマってました。こういう音楽性の日本人もっと増えてほしい。

■満月の夜なら/あいみょん
あいみょん、ネクストaikoとは表現しきれないものがあるように感じていて、
もっと黒いというか、"女の子"じゃなくて”オンナ”に感じるのは彼女のちょっとくすんだみたいな歌声からなのかしら。椎名林檎×aiko＋＠チャットモンチー？うーん。違う。
昨日やってた「関ジャム」で渋谷すばるとコラボしてたライブが素晴らしかった。
関ジャニメンバー曰く、「あいみょんの声は泣いているみたいな声だ」って話していて、あーこれだ。って思った。
勝手に20代女性のファンが多いと思っていたんだけど、ライブのお客さんは女子中学生～大学生が多いらしい。
中学生でこの感性にピンと来てるなら将来有望な気がするけど、
大学生あたりでひどい恋愛して、最終的に素敵な旦那さん捕まえそう。（イメージ）

■FLASH/King Gnu
ライブも観ててすごいなとは思ったけど、実は今まであんまりピンと来てなくて、
ただ今回の感じはガラリと変えてきたからおおおまじか！そうきたか！かっけぇな！って感じで良かった。とにかくモテそう。
なんか良い意味でロキノンとカルチャーラインの間にいて、ロキノン系のリスナーの耳を良い感じに洗脳してくれそうなバンドだと思う。頼むからみんなでタオルとか振り回さないでほしい。
次世代サチモス。いまのうちにKing Gnuです。って言っとけば、神宮前界隈の女の子ホイホイ寄ってきそう（誉めてる）

■Human/yahyel

この異次元と違和感と狂気。

もう完全にやりたいことをやっている感じがすっごく良い！！！
日本音楽界に全く媚びてないように感じる（本意は不明）
前回作品てもっとポップに寄っていたというか、入りやすい”Yahyel入門編”って感じだったのから、『Human』は基礎編になった感じ。
ということは今後応用編、難関攻略編みたいになっていくのかと思うとワクワクする。
MVも狂気。山田健斗は天才ですね。
日本のメジャーシーンて、何故か難しいモノは悪とされていて、MVも総じてなんかダサい（わかりやすい）の多いじゃないですか。
みんな歌って踊ってわ～いみたいなやつ。
山田氏ってそういうわかりやすい欅坂や嵐まで撮りながら、こんな狂気な作品を作ってるってやばくないですか。もはや山田氏からメジャーシーンへのの反撃なのかなとも思うくらい。
こういう映像作品を作れる山田氏が、もっともっと有名になって難しいものも受け入れられる世の中になってほしいと思います（真面目）


上半期、Kanye Westの『Ye』も良かったけど、Drake聴いたらDrakeの方が全然良くて蟹江は落選。
意外とはまらなかったのは、Arctic monkeys、CHVRCHESですかね・・・。
あと書き忘れましたがTendre、Hinds、KID FRESINO、Jorja Smithも素晴らしかった。
振り返ると圧倒的にバンドが少ないし、ロックがいない・・・。

下半期楽しみなのは、toe、Years&yearsあたり。
特にtoeは本当に楽しみ。toeについて20時間くらい語るtoe大好き芸人をやりたいくらい。山嵜さん（toeギター）も添えて。

あとは宇多田ヒカルのツアー当たれぇぇぇ～～～～。
（ちなみにエルレ、当たりました）

さぁ月末にはいよいよフジロック！！